パートナーが不審な外出をした時、こっそりと後をつけ浮気しているかどうかを確かめたいと思ったことはありませんか?
しかし、顔見知りの尾行が成功するのは5回に1回程です。それほど、顔見知りの尾行は難しく、難易度の高い調査方法です。特にはじめての尾行ではさらに成功率は下がります。
この記事では、バレないための尾行の基礎知識と具体的なテクニックについて解説しています。
この記事を読むことで、あなたの不安や疑問を少しでも解消する手助けとなれば幸いです。
尾行を行う前に知っておくべきこと
特に何の知識もなく、尾行してしまえば確実にバレます。
ここでは、まず尾行を行う前に知っておくべきことを解説していきます。
尾行で何がわかる?
浮気の尾行調査でわかることは以下の通りです。
尾行でわかること
・浮気相手の特定
・浮気している場所の特定
・パートナーの行動パターン
・言動に矛盾がないか
・浮気相手との親密度
ただし一回の尾行でこれら全てがわかる可能性は低いでしょう。
効果的な尾行のために、浮気の可能性が高い日を事前に特定するなど、尾行を実行する前に下調べや計画を立てることが必要です。
顔見知りの尾行は無理
理由は簡単で、一度でも振り返られて目が合ってしまえば、あなただと認識されてしまうためです。
たとえ直接顔を見られていなくとも、人には姿勢、歩き方に特有の癖があるものです。まして恋人や夫婦といった関係性であれば、一瞬の姿が見えただけでもあなただと認識することができるでしょう。
そのほかの浮気調査方法については【18種類の手法あり】浮気調査を自分でやる方法まとめ【元探偵の行政書士直伝】にて詳しく解説しています。
尾行するなら友人に協力を頼む
自分で浮気をどうしても確認したいのであれば、顔見知りでない友人に協力してもらいましょう。自分1人で尾行を行った時より、成功率がグンと上がります。
さらに2人よりも複数人での尾行のほうが成功する確率が高くなります。
ただし協力を依頼した場合のリスクや注意点があるので、以下に記します。
リスクと注意点
・パートナーの顔見知りでない人に依頼する。
・協力してくれた友人がパートナーに訴えられる可能性がある。
・浮気調査に関わる人数が増えると、バレるリスクも高まる。
・あなたと友人との関係性が悪化する可能性がある
複数人での尾行方法については記事内【複数人での尾行のやり方】で解説しています。
パートナーの顔見知りでない人に依頼する。
→以前に紹介したことがある人や、一緒にいるところを目撃されたことがある人への依頼は避けましょう。尾行がバレるリスクが高まります。
協力してくれた友人がパートナーに訴えられる可能性がある。
→プライバシーの侵害でパートナーから訴訟を起こされる可能性があります。特に浮気の事実がない場合やパートナーとあなたとの関係性によっては積極的に法的手段を取ってくる可能性もあります。
友人に協力を依頼する際には、リスクについてしっかりと伝えて、その上での協力を求めることが重要です。
ストーカー行為にはならない?:数か月間にわたり、長期間尾行をし続ければ、ストーカー行為となる可能性もあります。しかし数日程度ではストーカー行為とは認められることは少ないでしょう。
浮気調査に関わる人数が増えると、バレるリスクも高まる。
多くの人が秘密を共有すると、それだけバレる可能性が高くなります。浮気の調査をしていることを決して漏らさないようお願いしておきましょう。
あなたと友人との関係性が悪化するリスク
パートナーに浮気されているかもという不安から、感情の起伏が激しくなりやすい状態です。余計な一言や、思いやりのない言動になってしまいその結果、友人との関係性がこじれてしまう可能性があります。
尾行調査を頼む場合、あなたの気持ちや状況をよく理解してくれる友人に依頼するのが良いでしょう。
尾行調査のリスクを知る
もし尾行されていることがパートナーに気づかれた場合、以下のようなリスクが生まれます。
バレた場合のリスク
・その後の浮気調査が困難になる
・法的なトラブルに進展する可能性がある
・二人の関係性に悪影響を与える
これ以外の尾行を行うことのリスクとして、調査に熱中しすぎて周りの確認が疎かになり交通事故に会う可能性もあるので、常に周囲の安全に注意しましょう。
その後の浮気調査が難しくなる
→浮気が疑われていると知ったパートナーは、今後尾行を警戒するようになります。
浮気の証拠を消すために、携帯電話のパスワードを変更する、SNSの削除、浮気相手とのやり取りの削除などさまざまな方法で浮気の痕跡を消すことが考えられます。
法的なトラブルに進展する可能性がある
→尾行はプライバシーの侵害やストーカー行為と見なされることがあり、それによって法的なトラブルに進展してしまう可能性があります。
リスクについての詳しい記事はこちら。
二人の関係性に悪影響を与える
→信頼関係が崩れることで、パートナーとの関係性がさらに悪化する可能性があります。
尾行での証拠の取り方
尾行での証拠は、浮気相手と二人でいるところを写真や動画に収めることです。ここでは尾行での撮影の仕方を解説します。
写真(動画)の撮り方
顔がはっきりと映るように:アップの写真です。写真を見たときに、顔を確認できることが大切です。
周囲の状況がわかる写真も撮っておく:浮気相手とのアップの写真とは別に、引きの写真(場所や状況が分かるよう、背景や風景が写りこむ)写真も撮りましょう。
日時の記録:撮影の都度、腕時計やスマホの時刻を撮り、撮影日時を記録します。
立ち寄った場所の記録:お店やホテルなどの看板を撮影し、具体的に立ち寄った場所を撮影します。
これらの写真を撮ることで、信憑性の高い証拠となります。
さらに、ホテルに入る瞬間と出てくる瞬間の写真を撮影することで、浮気相手と一緒に過ごした時間を証明する資料として使用できます。これは、肉体関係があった可能性を示唆する証拠として法的利用できる証拠となりえます。
浮気相手と一緒にいる様子を撮影することは、証拠としての価値があります。
しかし浮気相手の顔を鮮明に映すような写真を撮影するのは非常に難しいという点を、前もって理解しておくことが重要です。
浮気調査の写真の撮り方は別の記事の【浮気の証拠写真の撮り方】に詳しく解説しています。
尾行をすぐに中止したほうが良いシチュエーション
尾行中、最も避けたいのはパートナーに気づかれてしまうことです。以下のようなシチュエーションや兆候を感じた場合、直ちに尾行を中止することを推奨します。
こんな場合はバレてるかも?
・頻繁に後ろを振り返る
・カーブミラーを気にしている
・人通りの少ないほうへ移動している
・エスカレーターやエレベーターを繰り返し使う
・歩くスピードの急激な変化
・突然の方向転換
・明らかな遠回りや、目的地への不自然なルート選択
・スマホを取り出し、誰かと連絡を頻繁にとる
・何もない場所での急な立ち止まり
・浮気相手とのアイコンタクト
これらの行動が複数現れた場合は、尾行されていることに気づいている可能性があるため、尾行を中止しましょう。
どの浮気調査でも言えることですが、「浮気を疑っている」ことがパートナーに気づかれると、警戒心が強くなり、結果として浮気調査をしていることがバレやすくなります。
従って、日常の言動において、浮気の疑念を抱いている様子を見せないことが、浮気調査をスムーズに進行させるための鍵となります。
車の尾行はGPS端末で行う
車での尾行は、危険でバレるリスクも高いので素人は行わないようにしましょう。
パートナーが車で浮気相手とデートを行っている可能性が高い場合は、GPS端末での浮気調査がおすすめです。詳細は下の記事に書いていますので、参考にしてください。
実践!浮気調査での尾行のテクニック
尾行を成功させるためには【絶対にバレないこと】が重要です。
ここでは、バレないための尾行の方法について、はじめての人でも実践できるよう、わかりやすく解説していきます。
目立たない尾行用の服装は、TPOに合わせた服装がベスト
TPOに合わせた服装とは【時間、場所、目的】に合わせた、適切な服装という意味です。平日や休日、時間帯やその町によって溶け込む服装が変わっていきます。
目的地がわからない場合は、以下のような服装を選ぶことで目立たなくする事が可能です。
服装を選ぶ際のポイント
・派手な色物は選ばず、白、黒、グレー、茶などを選び柄物は選ばない。
・普段来ている服は使わず、新しく買う(鞄、靴も)
・ウィッグやかつらを使う
・サングラスやアクセサリーはつけない
・帽子を持って行く
・イメージを変える羽織れる服なども持っていく(薄手のシャツやパーカーなど)
顔見知りの尾行を行う場合は、ウィッグやかつらを使用したほうが良いでしょう。また帽子や重ね着の準備をすることで、尾行中に外見のイメージを変えることができます。
詳しい変装については別記事の「変装やり方|あなただとバレない為のポイントとアイテム解説」で詳しく解説しています。
尾行のタイミングは予定の把握が重要
効果的に尾行調査を行うためには、パートナーの予定の把握は欠かせません。ここではパートナーの予定を把握するためのヒントを紹介します。
予定を把握するためのヒント
・休日を把握し、一緒に出掛けられるかを聞いてみる
・パートナーのスマホからの情報収集
・SNSからの情報収集
パートナーの予定を把握するうえで、日常の会話は非常に重要です。
直接的に予定を尋ねると、疑念を持たれる可能性があるため、「○○日か○○日に重いものを買う予定なんだけど、手伝ってもらえる?」といった形で一緒に出掛けられるかを聞いてみて、予定の有無を確認しましょう。
また、スマホをチェックできる場合、浮気相手とのコミュニケーションから具体的な浮気の予定を特定できるかもしれません。
警戒心が低いパートナーの場合、SNSに具体的な予定を公開していることも考えられるので、確認してみることをおすすめします。
参考:意図的に浮気しやすい日程を作る。
パートナーに自由な時間をあえて与え、浮気がし易い環境を意図的に作り出す方法です。具体的な例として、自身が出張や友人との旅行で不在になるという嘘をパートナーに告げ、その期間に尾行するという方法があります。
尾行を始める場所:家から出た直後を自分で追うのはNG
共に住んでいる家からパートナーが出て行った直後に尾行を始めるのは避けましょう。
家を出た直後の人は振り返る可能性が高く、それにより尾行していることがバレるリスクが高まります。
尾行を始める場所は、以下の場所が良いでしょう
友人に尾行の協力を依頼している場合は、家を出たタイミングをスマホで伝え、尾行を始めると良いでしょう。
☆仕事終わりの浮気の可能性アリなら、会社周辺での待ち伏せが効果的。☆
仕事帰りが遅い場合、会社を出てからの浮気が疑われます。
会社の近くで待ち構えて尾行を開始する方法は、警戒心が薄い時を狙えるため、浮気調査としての成功率が高いと言えます。
待ち伏せ(張り込み)での調査については別記事「仕事か浮気か?|自分で行う勤務先への張り込み浮気調査の完全ガイド」で詳しく解説しています。
尾行の距離感はできるだけ遠くを意識
はじめての尾行では、調査対象者と【できる限り遠い距離を保つ】ことが基本となります。
見失う可能性は高いですが、見つかるよりはマシです。
また、見失った場所を確認する行為は鉢合わせる可能性が高いです。遠くから尾行していて見失ってしまったら、深追いせずその場所から離れましょう。
浮気の決定的瞬間を撮影したい気持ちはわかりますが、見つかるリスクが高いので、慎重に行動することが大切です。
もし複数人での尾行を行い、尚且つ顔見知りでない場合、見失った場所の周辺の確認が可能となります。
尾行するときのポイント6選
探偵と同じレベルの尾行能力を素人が身につけるのは難しいですが、最低限守るべき基本ポイントを以下に示します。
尾行のポイント
・キョロキョロしない
・一回の尾行ですべてを把握しようとしない
・狭い空間に一緒に入らない
・スマホなど機器の音はオフにする
・感情をコントロールする
・バレたら終わりと肝に銘じる
キョロキョロしない
尾行に慣れない人は、挙動不審になりやすく、周りをキョロキョロと見ることで怪しまれることがあります。
目標者に後ろを振り返られた際、急に目線を外す動作や体の向きを変えると、尾行していることが疑われやすくなります。
どんな状況でも平常心を保ち、冷静かつ自然な動きを心がけましょう。
1回の尾行ですべてを把握しようとしない
一度の尾行で浮気相手の特定や親密な状況の撮影などは困難です。複数回に分けて調査を行うことを前提として、何度も取り組むことを覚悟しましょう。
一度見失った場所や状況を次回の調査で注意深く観察することで、尾行の質を向上させることができます。
狭い空間に一緒に入らない
エレベーターやトイレ、狭い店舗などに調査対象者が入った場合は、一緒にその空間に入らないようにしましょう。
単独で行動している場合は、止まったフロアをメモするか、どのフロアに向かっているかを予想するしか方法がありません。
トイレや店舗は、外に出てくるまで待ちます。その際、建物や場所に他の出入り口がないかを確認しておくとよいでしょう。
スマホや機器の音はオフにする
スマホをはじめ、音が鳴る可能性のある機器は、音をオフにするか、マナーモードに設定しておきます。
感情をコントロールする
パートナーの浮気の現場を目の当たりにしても、感情的になってその場で詰め寄るのは避けましょう。
まずは冷静に状況を観察し、明確な証拠を収集します。その証拠を後で効果的に提示するためにも、感情のコントロールが重要です。
バレたら終わりと肝に銘じる
一度バレてしまうと、その後の調査は非常に難しくなります。また、関係や立場が悪化する恐れがあります。尾行中に警戒心や不安を感じた場合、すぐに調査を中止しましょう。
複数人での尾行のやり方
複数人での尾行は、一人での尾行に比べて成功率が高くなります。ここでは、複数人での尾行の基本的な手法を紹介します。
複数人での尾行のヒント
・連絡を密にする
・位置共有アプリの活用
・調査対象者を複数のルートで挟み込むように尾行する
連絡を密にする
調査対象者が立ち止まった、右折した、建物に入った、3階に行った、4番ホームに行ったなど、その都度の動きをこまめに共有しましょう。
イヤホンマイクを使用して両手を自由にし、電話やLINEのグループ通話などを利用することで、メンバー間の連携をスムーズに取れるでしょう。
位置共有アプリの活用
電話などでどこにいるかを伝えるよりも、尾行グループで位置共有アプリを入れたほうが効率的です。
地図上でのメンバーの位置がリアルタイムで確認できるため、互いの位置を把握しながら、効果的で目立たない尾行が行えます。
参考:位置共有アプリ 「NauNau」
i-OSはこちら Androidはこちら
調査対象者を複数のルートで挟み込むように尾行する
密集した住宅地など、人通りの少ない場所では、調査対象者が進む方向をある程度予測して、複数ルートを平行に挟み込むようにしていきます。
また、同じ人が長時間後ろを追従するのではなく、自然な形で適時入れ替わるほうがよりバレにくい尾行となります。
このように、複数人で尾行する際も、固まって尾行するのではなくそれぞれ単独で行動をとるようにします。
プロの探偵と素人が行う尾行の違いについて
ここまで、尾行をして浮気調査をする方法について詳しく解説してきましたが、一朝一夕で技術は身につくものでなく、また尾行方法などの情報の入手も困難です。そのため、自力での尾行調査は難しいといえるでしょう。
探偵は数々の尾行経験を持ち、その技術を研鑽しています。その結果、プロの品質に相応しい尾行技術を身につけています。
本格的な浮気調査を行うのであれば、浮気調査のプロである探偵に依頼したほうが確実かつ安全に浮気の証拠が手に入ります。
ここでは、プロの探偵と素人が行う尾行の違いについて解説していきます。
技術の差:バレることもなく、リスクも低くなる
素人:尾行に慣れていないと、瞬時の判断が難しいため、対象に気づかれるリスクが高い。
探偵:過去の経験から、どこへ向かっているかを推測するとともに、リーダーが各調査員に適切な指示を出し、見失ったり、警戒されていても柔軟に対応することができる。
このような技術の差により、バレる可能性はゼロに近く、バレないので法的トラブルに進展することもまずありません。
機材の差:証拠の精度が上がり、法的利用も可能
素人:スマホやコンパクトデジタルカメラなどは使用できるが、いざ決定的な浮気の瞬間を撮影することは難しい。
探偵:常に撮影の機会を逃さず、望遠レンズを備えた一眼レフカメラにより、100メートル先の被調査者の顔も鮮明に捉えることができる。
また、人通りの少ない場所での待機時には、専用の小型カメラを使用して遠隔でのモニタリングが行えるような専門の機材とノウハウを有している。
もしレンタルできたとしても、かなりの練習が必要となるので、素人での専門的な機材の使用は現実的でありません。
費用は掛かるが慰謝料請求で相殺できる
自分の力で尾行をして証拠を得られた場合は、調査費用は尾行用に購入した服や鞄などの費用しか掛かりません。
一方、探偵に依頼した場合、多くの費用が掛かります。
探偵に依頼した場合の一般的な費用
探偵2名で1時間当たり20000円程。
浮気をしているかの事実確認→10-20万円。
法廷で使える浮気の証拠を得る→30ー70万円程。
※これらの価格は目安であり、調査の方法や日数によって費用が大きく変わる可能性があります。
参考:https://www.jda-tokyo.jp/14729225827125
パートナーの浮気を完全に受け入れることができるのであれば、探偵に依頼してまでの調査の必要はないでしょう。
しかし、受け入れられないまま、浮気の疑念を抱え続けていても、精神的に苦しむことの方が多く、そしていつまでも問題は解決しません。
自分で浮気の調査を行い、もしくは探偵に依頼し疑惑をはっきりさせることはあなたの未来のためには重要です。
自分で調査するには、法的なリスク等を負い、時間と労力と精神的な苦痛が必要となります。
その点を考えれば探偵にすべてを任せてしまえるのであれば決して高い費用ではないと言えるでしょう。
慰謝料を請求できれば、依頼費用と相殺することもできます。
この記事のまとめ
この記事では、自分で尾行をして浮気調査を行う方法について、基礎知識から具体的な技術までを解説しました。
尾行の基礎知識
・尾行でわかることは、浮気相手や親密度である
・顔見知りの尾行は難しく、友人に協力を依頼するとよい
・尾行にはリスクがある
・証拠は写真や動画
・バレる前に尾行を中止する
・車は尾行せず、GPS端末を使う
また尾行のテクニックとして、
TPOに合わせた服装の購入
パートナーの予定を把握することの重要性
尾行を開始する場所と距離感
尾行のポイント
複数人で行う尾行の基礎知識
を紹介しました。
これらの知識を使えば、最低限の尾行ができますが、やはり素人の尾行は見つかるリスクが高いので探偵への依頼を検討したほうが良いと思います。
元探偵の行政書士からのアドバイス
私もかつて探偵として仕事をしていた時、何度も尾行をする機会がありました。あまり得意なほうでなく先輩探偵に必死に教えを請いた記憶は苦い思い出です。
調査対象者を待ち伏せしている時間が長く、その間に周囲の目が気になったり、警察の方から職務質問を受けたこともありました。
幸い、尾行が対象者にバレたことは一度もありませんでしたが、後ろを振り返られて「まずい」と思ったことは多々あります。
ドキドキ感や不安から挙動不審になりがちです。堂々としていて「何も悪いことをしていない」という自覚と自信を持つことが、バレずに尾行を続けるためのポイントとなります。
この記事では、知人や友人への尾行依頼に関しても触れていますが、プライベートな問題に友人を巻き込むことは簡単なことではありません。
離婚を考えている方や、浮気の証拠を法的に利用したいと思っている方は、初めから探偵や弁護士に相談することをおすすめします。
プロへの依頼が何か事情により難しい人に向けてこの記事は書いています。やはりリスクはありますので、慎重な行動を心がけて無理な尾行はしないようにしてください。
中村です