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失敗しない自分で出来る浮気調査方法の選び方【元探偵直伝】

失敗しない浮気調査方法の選び方。のアイキャッチ

浮気調査を行う際にどの方法を選ぶのかは、調査結果やパートナーとの将来に大きく影響します。この記事ではこれから始める浮気調査が失敗しないよう、適切な調査方法を選ぶための4つのポイントを解説しています。

浮気調査方法を選ぶための4つのポイント
①浮気調査方法の種類を知る
②浮気調査の目的を明確にする
③パートナーとの関係性、同居の有無を考慮する
④パートナーの性格を考慮にいれた調査

これら4つのポイントを押さえることで、失敗しない浮気調査を選ぶことが出来ます。

その他にも、この記事では自分で調査を行う上で最低限知っておくべきことや体験談など、浮気調査を行うための知識をギュッとまとめているのでぜひ最後まで読んで参考にしていたければ幸いです。

この記事で分かる事

・浮気調査方法の選び方
・浮気調査の基礎知識
・素人と探偵の調査の違い

この記事を書いた人

元探偵としての経験や行政書士としての法的知識を生かし、浮気調査に本当に必要なノウハウを提供する「浮気調査のほんとのところ」運営者。浮気で悩む人を応援し、悩みを解決できる情報を発信中。

行政書士の
中村です
目次

浮気調査方法の種類を知る

挿し絵

自分で行う調査には、様々な種類がありますが大きく分けると4つに分ける事が出来ます。

4つの調査方法
・目に見える証拠を探す調査
・スマホを活用した調査
・動向の監視、追跡による調査
・上記以外(その他)の調査

まずは、以下に一覧で調査方法を記しています。

調査方法の個別の解説は、別記事の【18種類の手法あり】浮気調査を自分でやる方法まとめ【元探偵の行政書士直伝】にて解説しております。

調査方法調査の種類特殊な道具の有無証拠能力
口頭での調査その他無し
鞄、財布の調査目に見える無し
粘着テープで痕跡の調査目に見える粘着テープ
車の中の調査目に見える無し
家の中の調査目に見える無し
下着から精子の有無の調査目に見える検査キット
支払い明細の調査目に見える無し
ボイスレコーダーを使っての調査動向ボイスレコーダー
GPS端末を利用しての調査動向GPS端末
待ち伏せでの調査動向変装キット
尾行しての調査動向変装キット
SNSの調査スマホ無し
GPSアプリを使っての調査スマホGPSアプリ
LINE(アプリ)の調査スマホ無し
LINE以外のチャットアプリの調査スマホ無し
スマホのホーム画面の調査スマホ無し
検索ブラウザ、マップの履歴の調査スマホ無し
SNSにログインしての調査スマホ無し

表の見方
※難易度は証拠を得るまでのリスクを含めた手順、必要な知識、かかる費用を相対的に判断し難易度を低、中、高で記してあります。
※証拠能力について
高:言い逃れできない、裁判でも使えるレベルの物。
中:浮気が確信できるレベルの物。
低:浮気の違和感が浮気の疑惑に変わるレベルの物

目に見える証拠を探す調査

目見見える証拠を探す調査の抜粋。・鞄、財布の調査。・粘着テープで痕跡の調査・車、家の中の調査・下着から精子の有無の調査・支払い明細の調査

この調査は、パートナーが残した浮気の痕跡となる、目に見える証拠物を集める調査です。

この調査の特徴
・状況にもよるが、調査難易度は低い
・法的手段に使えるような証拠は得られない
・証拠物1つだけでは、浮気を確信できない
・次の調査方法の検討材料としやすい

目に見える証拠物とは??
怪しげなレシートや領収書、浮気相手の物と思われる髪の毛、異性から貰ったと考えられるプレゼント、見覚えのない鍵など調査自体は、特別な技術は必要とせず難易度は低いですが、法的手段で使えるような証拠を得ることは期待しないほうが良いでしょう。

一つの証拠だけでは浮気を断定することは難しいですが、複数個の証拠を組み合わせて考えたり、証拠が残っている状況を考慮すると「浮気をしている」と判断できる可能性が高まります。

目に見える証拠をもとに、パートナーとその浮気相手との行動パターンを推測し、法的な証拠を得るための調査や自白させるための証拠を集めるといった、より進んだ調査方法を選ぶこともできるため、あなた自身が調査しやすい場所から探し始めることをおすすめします。

次の調査への繋げ方
・部屋に異性を連れ込んでいる痕跡があった場合
→部屋の中にボイスレコーダーを仕掛けてみる
・お店やホテルのレシート
→デートで行っているエリアの推測や時間帯が把握できるので、待ち伏せや尾行の計画が立てられる
・車の中に異性の髪の毛などの痕跡があった場合
→車のドライブレコーダーを確認し、行った先や会話の内容の確認を行う

法的リスクは??

浮気の証拠を得るためであろうとも、無断で部屋に侵入したり、相手の持ち物を持ち出す行為は法に抵触します。

リスクについては、別記事の【自分で浮気調査を行うメリット・デメリット・7つのリスクを下げるポイントを解説】で詳しく解説しています。

証拠のとり方

目に見える証拠を探す調査」での証拠は、証拠品を撮影し記録しておきます。

記録するために撮影しておく写真とは
証拠品の全体が写る写真
・証拠品の置かれていた状況が分かる写真(数枚)

できればこれらの写真に、日時が分かるもの(時計やスマホの画面)を写り込ませて撮ることが出来れば、証拠品としての信頼度が高まります。

スマホを活用した調査

スマホを活用した調査方法の抜粋。SNSあの調査、GPSアプリを使った調査、チャットアプリの調査、ホーム画面の調査、検索ブラウザ、マップの検索履歴の調査です

スマートフォンを活用した浮気調査とは、パートナーのスマートフォンの中身を確認することです。パートナーのスマホに位置情報アプリや浮気調査アプリを無断でインストールする方法もありますが、バレる可能性が高く、法に触れる可能性も高いのであまりおすすめしません。

この調査の特徴
調査難易度が比較的低い
浮気が確信できる証拠を得られる
・パスロックの解除は困難

パートナーのスマホで調査すること
・通話履歴
・メッセージアプリやメールでのやり取り
・写真や動画の有無
・検索やマップの検索履歴
・SNSでのやりとり
・位置情報アプリのインストール(非推奨)

パートナーのスマホのパスロックが突破できるのであれば、この調査方法は一番簡単に浮気を確信できる証拠を得ることができます。しかし、パートナーがスマートフォンを常に身につけている、またはパスワードで保護している場合、中身を見ることは困難なので他の調査方法を選びましょう。

自分のスマホで、パートナーのSNSでの投稿を念入りに調べてみると、思わぬ発見をすることもあります。

法的リスク

スマホの覗き見によるプライバシーの侵害、ネットワーク上の不正アクセスによる不正アクセス禁止法違反などのリスクが有ります。

リスクについては、別記事の【自分で浮気調査を行うメリット・デメリット・7つのリスクを下げるポイントを解説】で詳しく解説しています。

証拠のとり方

「スマホを活用した調査」での証拠は、スマホの画面を自分のスマホやカメラなどで撮影し記録しておきます。

自分のスマホにパートナーのスマホから転送することも出来ますが、法に触れる行為になるので、避ける方が賢明です。

動向の監視、追跡による調査調査

動向の監視、追跡による調査の抜粋。ボイスレコーダー、GPS端末を設置しての調査。待ち伏せ、尾行しての調査です。

動向の監視や追跡による調査は、パートナーの行動を観察する方法です。この調査方法は、通常、プロの探偵などが行う専門的な調査で、調査の難易度が比較的高くなります

この調査の特徴
難易度が高い
技術や専門の道具が必要
浮気の決定的証拠が得られる

この調査で得られること
・浮気相手の住所や職場
・法的手段でも使える浮気の証拠

探偵が浮気調査で行う代表的な手法は、パートナーと浮気相手を尾行する調査です。2人がラブホテルに入り、その後出てくる様子を写真や動画に収めることで、不貞行為の証拠として法的手段に利用することも可能です。

証拠能力の高い調査ではありますが、尾行や待ち伏せを顔見知りの人が行うことは、バレてしまう事が多く不可能と言っても過言ではありません。

自分で浮気調査を行う場合は、ボイスレコーダーの設置やGPS端末を車に設置する方法をとる方が良いでしょう。

プロに依頼をしないで尾行や待ち伏せを行いたい場合は、パートナーの知らない友人数名に協力してもらいましょう。注意点としてパートナーの警戒心が強い時の捜査は探偵でも困難な場合があります。そんなときは無理をせずに探偵などのプロに依頼した方が良いでしょう。

法的リスク

ストーカー禁止法、プライバシーの侵害などのリスクが有ります。

リスクについては、別記事の【自分で浮気調査を行うメリット・デメリット・7つのリスクを下げるポイントを解説】で詳しく解説しています。

証拠のとり方

「動向の監視、追跡による調査調査」での証拠は、スマホやカメラなどで浮気の場面の写真、位置情報のデータ、録音データなどです。

浮気の場面の撮影は、
周りの風景が写り込んでいる写真
・なるべく鮮明なパートナーと浮気相手の2人が写った写真
を撮っておくと良いでしょう。

より信頼性を上げるために、これらの写真に日時の分かる時計やスマホの画面などを映しこんだ写真も撮っておきましょう。

浮気調査の目的を明確にする

挿し絵

浮気調査の目的によって、必要な証拠や調査方法が変わってくるので、調査の目的を明確にすることが調査方法を選ぶ上で重要となります。

浮気調査の目的を大きく分けると、3つに分けることが出来ます。

浮気調査の目的
①「浮気の疑惑を確信に変えること」
②「パートナーに浮気を認めさせるため」
③「慰謝料請求や離婚請求などの法的手段をとるため」

どの目的で調査をするか分からない場合、以下のチャートであなたの浮気調査の目的を明確にしてみましょう。

浮気調査をする目的を明確にするためのチャートの画像。

浮気の疑惑を確信に変えるための調査とは

浮気の疑惑を確信に変えるための調査について探偵が解説している画像

この調査は、パートナーが浮気をしている兆候が見られるものの、浮気をしているかどうか確実には分からない人が、調査を行い疑惑を確信に変える事が目的となります。

浮気を相手に認めさせたり、法的手段のための調査と違い、浮気調査を行うあなたが納得するためだけの証拠を得られれば良いので難易度は比較的低くなります。

どの調査を選ぶのか?

ここでの調査はまず【目に見える証拠を探す調査】【スマホを活用した調査】の中から選ぶと良いでしょう。理由としては、調査難易度が比較的低く、短期間で結果が得られる可能性が高いからです。

具体的な調査方法として
・鞄、財布の中身の調査
・車の中の調査
・家及び部屋の中の調査
が比較的簡単にできる調査となります。

これ以外にも、パートナーのスマートフォンが調査ができる場合であれば、得られる情報が多いので調べてみましょう。

スマホの内容を直接見ることができなくても、使用頻度が急増したり、こっそりと使うようになったりするなど、パートナーの行動に何か変化がないか確認してみてください。

4浮気の確信を得られやすい物とは

・ラブホテルの領収書
・異性からの贈り物
・異性の髪の毛
・スケジュール表の暗号など
・怪しい銀行の出金記録
・映画や展覧会などの半券

これらを単体で見つけても、すぐ浮気と結びつけることは難しいですが、複数証拠が出てくれば、パートナーが浮気をしている可能性が高いと言えます。

調査方法の個別の解説は、別記事の【18種類の手法あり】浮気調査を自分でやる方法まとめ【元探偵の行政書士直伝】にて解説しております。

パートナーに浮気を認めさせるための調査とは

パートナーに浮気を認めさせるための調査について探偵が話している画像

パートナーに浮気を認めさせるためには、言い逃れのできない証拠が不可欠です。

不十分な調査結果に基づいて話し合いを行っても、言い訳を並べられ「浮気はしていない」と言い切られる可能性が高まります。

そうならないために、浮気をしていると客観的に判断できる証拠を得る必要があります

どの調査を選ぶのか?

ここでの調査は【スマホを活用した調査】【動向の監視、追跡による調査調査】の中から選ぶと良いでしょう。

理由としては、言い逃れしにくい証拠を得られやすいことが挙げられます。

具体的な調査方法として
・待ち伏せ
・ボイスレコーダーの設置
・GPSの設置
・スマホを活用した調査

もしパートナーのスマートフォンを調べることが可能であれば、まずはそこから始めましょう。それ以外の調査方法は、調査難易度が高く、特殊な機器も必要となるので、良く調べてから行うようにしましょう。

言い逃れできない証拠とは

・異性と親密な様子を写した写真
・浮気相手との会話などを録音した音声データ
・ラブホテルや浮気相手宅などに居たと示す位置情報
・浮気相手とのメールやチャット履歴
などです。

これらの証拠でも、「友達の家に寄っただけ」と言い逃れしてくる可能性もあるので、数日間にわたっていくつかの証拠集め、準備を整えてから【浮気を認めさせるための話し合い】を行うようにしましょう。

注意!!
話し合いの結果、言い逃れされてしまうと、その後は警戒が強くなり証拠を残さないように行動し、全ての浮気調査の難易度が高くなってしまいます。一度の話し合いで決着がつくような証拠を集める事が重要です。

法的手段で使うための証拠を得る調査とは

法的手段で使うための証拠を得る調査について探偵が解説している画像

ここでは、慰謝料や離婚の請求でなどの法的手段で使用する証拠を得るための調査について解説していきます。

法的手段で使える証拠とは、他人である第三者を納得させられる決定的な証拠です。

第三者を納得させられる証拠の例
・パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りしている写真、動画
・誰だかわかる性行為中の音声や動画、妊娠や堕胎を証明できるもの
・自白した録音録画データや自署した書面

上記の中で比較的手に入りやすい証拠は「自白した録音録画データや自署した書面」となります。それ以外の証拠を素人の浮気調査で集めることは非常に困難です。

調査方法として、「パートナーに浮気を認めさせるための調査とは」を参考にしてください。

もし、どうしてもパートナーに浮気を認めさせることができず、法的手段を用いるための証拠が必要な場合は、探偵や弁護士に相談するのが良いでしょう。

もっと詳しく!!

パートナーに浮気を認めさせるための調査との違いは証拠の質が大きく異なってきます。

写真の例:自白させるための証拠であれば単に「異性と親密な様子を写した写真」でも通用しますが慰謝料請求で使うには、性行為を行ったことが分からないと使えません。例えば、ラブホテルへ2人で出入りしている場面で、顔まで鮮明に写っている写真や動画が必要となりますが、素人で撮ることは現実的に不可能です。

録音の例:単に浮気相手との会話などを録音するだけならば、比較的簡単に行えます。しかし、これを法的な証拠として利用するためには、単に会話を録音しただけでは不十分です。例えば、その部屋に誰が入ったのかを明らかにする証拠(出入りしている写真や動画)など、具体的な状況を裏付ける補足的な証拠が組み合わされて初めて、有力な証拠となるのです。

このような写真や録音データを集めるには、高価なカメラや、協力者の存在、高い技術が必要となるので、探偵に相談することをおすすめしています。

関係性・環境別で調べやすい調査方法とは

挿し絵

ここでは、あなたとパートナーとの関係性と同居の有無などからおすすめの調査方法を紹介します。

婚姻関係があり、同居している場合

パートナーと結婚していて、同居している場合、浮気の兆候に気づきやすく調査も行い易いと言えます。まずは浮気の兆候はどのようなものがあるかを解説していきます。

浮気の兆候
・外出回数が増えた
・帰りが遅くなったり、帰宅時間が不規則になった
・帰宅時に風呂に入ったり、衣服をすぐに洗濯したりするようになった
・スマホを常に手元に置いていたり、ロックするようになった
・身だしなみに気を遣うようになった
・美容やダイエットへの過度な関心
・以前と違って冷たくなった
・言ったことと行動が一致しない

このような兆候が現れた場合は、浮気をしている可能性があるので調査を行ってみると良いでしょう。

浮気調査を行うにあたって、日々のちょっとした違和感を日時と共に記録を取っておくことをおすすめします。

後々見返したときに重要な気づきがあったり、浮気調査方法を検討する際にも、この記録は役立ちます。

婚姻関係があり、同居している場合の調べやすい調査

結婚していて同居している場合は、どの調査方法も行いやすいと言えます。

次の見出しの調査ステップでも書いておりますが、はじめに調査の行い易い【部屋、車、持ち物の調査】を行い、その調査結果から効率の良い調査方法を選んでいくと良いでしょう。

婚姻関係があり、同居している場合の調査ステップ

STEP
部屋、車、持ち物を調査する

どこで浮気をしているかを、推測します。調査方法は、本記事の「目に見える証拠を探す調査」を参考にしてください。

STEP
上記で推測した場所で、詳しく調査を行う

部屋に連れ込んでいる痕跡があった場合

→ボイスレコーダーを仕掛けて、浮気相手との会話などを調査します。

車で浮気をしている痕跡があった場合

→ドライブレコーダーやGPS端末でさらに詳しく調査します。

怪しい持ち物があるが、車や部屋では浮気していない場合

→待ち伏せや尾行、スマホでの調査を行います。その他にも、パートナーのパソコンや支払い明細など他に調べられるところがないかを探してみましょう。

パートナーには残業で帰りが遅くなると言われているが、疑わしいと感じる場合は、職場の出入り口での待ち伏せ調査を行ってみることも有益です。

STEP
さらに詳しい調査が必要なら、探偵に依頼する

さらに詳しい調査を望む場合、独力での調査は困難となります。パートナーに気付かれるリスクも高まりますので、探偵に相談することをおすすめします。

婚姻関係があり、別居している場合

パートナーと結婚していて、別居している場合は、日常生活でのパートナーのスケジュールの把握が難しく、部屋の中での調査も容易でないので浮気調査の難易度が高くなります。

別居していても分かる浮気の兆候
・連絡が減ったり、連絡内容の変化
・メッセージの返信が遅くなる
・合う頻度が減る
・態度が冷たくなる
・急にケチになる
・言ったことと行動が一致しない

このような兆候が見られる場合は、調査をしてみる価値があります。

浮気調査を行うにあたって、日々のちょっとした違和感を日時と共に記録を取っておくことをおすすめします。

後々見返したときに重要な気づきがあったり、浮気調査方法を検討する際にも、この記録は役立ちます。

夫婦関係に問題があって別居した場合、「パートナーに調査されているかもしれない」という警戒心を持っている場合があります。

警戒されているなと感じたときは、浮気調査を中止し調査開始まで十分な期間を開けるか探偵などのプロに依頼した方が良いでしょう。

婚姻関係があり、別居している場合の調べやすい調査

パートナーの部屋への出入りが自由にできる場合を除き、相手の部屋以外での調査がメインとなります。またパートナーと会う機会が少ない場合は、行うことが出来る調査は限られたものとなるでしょう。

STEP
持ち物調査

どこで浮気をしているかを、推測します。

調査方法は、本記事の「目に見える証拠を探す調査」を参考にしてください。

パートナーのスマホを調査できる場合は、有力な浮気の証拠を得られる可能性があります。

その他にも、出かける時にパートナー所有の車に乗る機会、パートナーの部屋に訪問する機会があれば必ず調査をするようにしましょう。ただし調査の時間や行動の範囲が限られるので、無理な調査は避けましょう

STEP
待ち伏せ

別居している場合、待ち伏せ調査は有効な調査となります。

特にパートナーの部屋、パートナーの職場周辺での待ち伏せは、浮気の決定的な証拠がつかめる可能性があります。

STEP
尾行

顔見知り相手の尾行は不可能と言えるほど難しいので、友人数名に協力をしてもらったり、探偵に依頼する方が良いでしょう。

・友人数名に協力を依頼する場合

友人数名に協力をお願いし、交代しながら尾行することで、気づかれにくくなります。ただし、友人に協力を依頼する際には、以下の点に注意が必要です。

友人とパートナーとの関係:パートナーと接点がない友人が理想的です。もし友人がパートナーに知られている場合、尾行がバレる可能性が高まります。

友人の協力の確認友人が浮気調査に協力してくれるかどうかを確認しましょう。また、友人から調査内容が漏れないように、慎重な対応が求められます。

・探偵事務所に依頼する場合

専門の探偵事務所に依頼することで、プロの技術を利用して尾行を行うことができ効果的な調査が可能です。ただし、探偵事務所に依頼する場合は、費用がかかるというデメリットがあるので、事前に探偵について十分なリサーチと検討が必要です。

婚姻関係がなく、同居している場合

挿し絵

結婚していないカップルで、同棲している場合の浮気調査内容は、「婚姻関係があり、同居している場合」と同様です。ただし、婚姻関係がない場合、たとえ浮気が発覚しても「個人の自由だ」という主張ができます。そのため、相手によっては、プライバシーの侵害を理由に訴えられたり、警察へ被害届を出されるリスクが高くなる可能性があります。

そのため調査を行う前の3つのポイントがあります。

3つのポイント

法律や倫理の範囲内で調査:調査方法は、尾行や機器を使用した調査方法は避け、【目に見える証拠を探す調査】の範囲内に留めましょう。

話し合いの重要性:同居している婚姻関係がないカップルの場合、浮気の疑いがあると感じたら、まずはパートナーとのコミュニケーションを大切にし、問題や不安を共有して話し合うことが重要です。

相手の意思を尊重する:婚姻関係がない場合、浮気が発覚しても、それが「個人の自由」と言える部分があります。そのため、パートナーの意思を尊重し、関係の継続や終了についても相互理解を図ることが大切です。

これらのポイントを押さえることで、リスクを下げることができます。

婚姻関係がなく、別居の場合

住まいが別のカップルの場合の浮気調査は、「婚姻関係がなく、同居している場合」と注意点は同じですが、別居している分さらに調査の難易度が高くなります。

難易度が高くなる理由
・パートナーの1日のスケジュールの把握が困難
・連絡が無い場合、行動把握が困難
・相手の部屋に許可がないと入ることが出来ない

ある程度の行動範囲やスケジュールが把握できている場合は 、職場や学校周辺での待ち伏せが有効ですが、運任せの調査となるので長時間及び数日間にわたっての調査が必要となるでしょう。

パートナーのスマホを覗き見る機会があれば、浮気の痕跡を見つける事が出来るかもしれませんが、浮気をしている人のスマホへの警戒は強いので現実的ではありません。

浮気の疑惑があり、不信感を持っている場合、パートナーとのコミュニケーションを重視し、問題や不安を共有して話し合うことが大切です。互いの気持ちを理解し合うことが、関係を修復するための第一歩です。

パートナーの性格を考慮に入れた浮気調査

挿し絵

ここでは、パートナーの性格を考慮に入れた調査について解説していきます。もちろんパートナーとの関係や同居、別居によって選ぶべき調査方法は変わっていきますが、性格を考慮に入れる事で、さらに効果的な調査を行える可能性があります。

几帳面なパートナーの場合

几帳面な性格のパートナーが浮気をした場合、浮気の痕跡となる物が整理され保管されている可能性は高いでしょう。しかし自分以外誰も気づかない場所に、証拠を隠していることが多いので、注意深く調査することが必要です。

調査する場合の注意点として、几帳面な性格の人は、物を置いている場所や位置にこだわりがある人が多いので、物を移動して調査する場合は事前に移動させる物の写真を撮り、きちんと元に戻すようにしましょう。

几帳面な性格とは
細かいことに気を配り、計画性がある
時間に厳しい
整理整頓が得意
責任感が強い
ルールやマナーを重視

これらを考慮に入れて、几帳面な人が浮気をしていると考えた場合、次のような浮気の痕跡が残っている可能性があります。

予定や連絡の履歴が残っている

几帳面な性格の人は、浮気に関連する予定や連絡も残されていることがあります。カレンダーやスケジュール帳、メールやメッセージアプリでのやり取りに、浮気相手との約束の日時や日記などが記録されている可能性があります。ただし、見つかりにくいように隠されている可能性が高いでしょう。

浮気に関する費用の明細が残っている

浮気相手とのデートやプレゼント購入に関連するレシートや領収書も丁寧に保管されている場合があります。

服装や身だしなみに変化がある

几帳面な人は、外見にも気を使う傾向があります。浮気をしている場合、身だしなみに気を使い始めたり、新しい服やアクセサリーを購入することがあります。

浮気の証拠を隠す

几帳面な性格の人は、浮気の証拠を隠す場所もきちんと整理していることがあります。例えば、気づかれにくい棚の奥やパソコン上の隠しフォルダに浮気相手からの手紙やメール、写真を保管している場合があります。

大雑把な性格のパートナーの場合

挿し絵

大雑把な性格のパートナーが浮気をした場合、浮気の痕跡となる物が部屋に放置されてたり、隠しているものの発見が簡単だったりする場合があります。【目に見える証拠を探す調査】から始める事をおすすめします。

大雑把な性格とは?
細かいことにこだわらない
全体的な流れや大まかな部分に焦点を当てる
スケジュール管理や整理整頓が苦手
約束や期限を厳密に守らないことがある
柔軟性があり、状況に適応する能力が高い

これらを考慮に入れて、大雑把な人が浮気をしていると考えた場合、次のような浮気の痕跡が残っている可能性があります。

連絡などの履歴がそのまま残っている

大雑把な性格の人は、スマホやメールの履歴の整理をあまり行わないため、浮気相手との連絡履歴がそのまま残っていることがあります。

費用の明細が散らかっている

浮気に関連する費用のレシートや領収書が、ジャケットやズボンのポケット、鞄の中、部屋のゴミ箱などに放置されていることがあります。

言動や行動に一貫性がない

大雑把な性格の人は、言動や行動に一貫性が無い場合があり、浮気に関する言い訳やアリバイ作りがうまくないことがあります。

浮気の証拠の隠し方が下手

大雑把な性格の人は、浮気の証拠を隠すことが下手な場合があり、パートナーに見つかりやすい場所に証拠が残っていることがあります。また、帰宅したときに、浮気相手の着けていた香水やたばこなどの残り香をそのままで帰宅することがあるので、そのあたりもチェックしてみましょう。

飲酒癖のあるパートナーの場合

挿し絵

飲酒癖のあるパートナーが浮気をした場合、飲酒中または飲酒後の警戒心が薄れる瞬間を狙って調査を行うと効果的です。

飲酒中や飲酒後には、以下のような浮気の痕跡が現れたり、調査がしやすいポイントがあります。

酔った勢いでの失言

飲酒が原因で口が軽くなり、浮気相手に関することや浮気に関連する出来事をうっかり話してしまうことがあります。パートナーの話や態度に変化がないか、注意深く観察してみてください。

スマホへの警戒心が薄くなる

飲酒して寝てしまった時に、スマホのロックが解除されたままの場合があります。スマホには浮気相手との連絡を取り合った記録などが残っている場合があるので調査する価値があります。

浮気相手も飲酒好きなことが多い

浮気相手と会って、飲酒する機会が増えたり、遅い時間の帰宅が増える事があります。浮気相手と2人で飲酒している場合、警戒心が薄れるので、素人での尾行や待ち伏せといった難易度の高い調査も可能になります。

車デート好きなパートナーの場合

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車デート好きなパートナーに対しては、車に関連する痕跡や出費を重点的に調査することで、浮気の兆候を見つけることができます。車内の目に見えるものやドライブレコーダーを調査することで浮気を確信できる証拠が手に入ることもあります。

車デート好きなパートナーの浮気調査のポイントは以下の通りです。

車内に浮気相手の持ち物が残っている

車内に浮気相手のアクセサリーや衣類、化粧品などが残っていることがあります。車内を調査し、普段パートナーが使用しないアイテムがないか確認しましょう。

車の走行距離が異常に多い

浮気相手と車でデートしている時間が長くなると、走行距離が増えることがあります。パートナーの車の走行距離が通常の範囲より多い場合、車を使っての浮気をしている可能性が示唆されます。

燃料費や駐車場代などの出費が増える

車でのデートでは、燃料費や駐車場代などの出費が増えることがあります。パートナーのクレジットカード明細やレシートをチェックし、不自然な出費がないか確認しましょう。

ドライブレコーダーの記録

ドライブレコーダーにラブホテルやデートで行った場所の記録が残っている場合があります。また、ドライブレコーダーの機種によっては、車内の会話の様子が録音されていることがあるので調査してみましょう。ただし機種によっては、調査する時の様子も録画されてしまうことがあるので注意が必要です。

ナビの履歴

ナビで調べた住所や実際に行った場所の履歴が残っている場合があります。車にナビがついている場合は、調べてみましょう。

車の清掃や消臭が頻繁に行われる

浮気相手を車に乗せることで、車内に香水の匂いやタバコの匂い、髪の毛などが残ることがあります。そのため、パートナーが車の清掃や消臭を頻繁に行うようになる場合があるので注意が必要です。

GPS端末を使った調査

どこに行ったかを調べる目的で、GPSを車内や社外の見つかりにくい場所に隠して設置することも有効です。ただし、パートナーとの関係性や駐車の場所によってもリスクが変わってくるので、良く調べてから行いましょう。

自分で浮気調査を始める前に知っておくべきこと

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ここからは、浮気調査を自分で行うにあたり、知っておいた方が良い基礎知識を解説していきます。調査を行う上で重要となる部分をまとめているので、一読してからの調査をおすすめします。

自分で浮気調査を行うメリットとデメリット

自分で浮気調査を行う事でのメリットとデメリットを紹介します。

メリットデメリット
すぐに調査することができる
「大ごと」にならずにすむ
状況に応じた柔軟な対応ができる
費用が安いもしくはかからない
時間と労力がかかる
精神的に負担がかかる
感情のコントロールが難しい
裁判で使える証拠を得るのは困難
相談相手がいない

自分で浮気調査を行う場合は、メリットとデメリットを十分に考慮に入れ、自分にとって最適な方法を選択することが重要です。

リスクについては、別記事の【自分で浮気調査を行うメリット・デメリット・7つのリスクを下げるポイントを解説】で詳しく解説しています。

自分で行うリスク

自分で調査を行うことによるリスクは3つあります。

3つのリスク
法的リスク
バレるリスク
冤罪のリスク

調査を行う前に、これらのリスクについて十分に理解しておくことが重要です。リスクを軽視して調査を進めると、訴訟を起こされる可能性や、罪に問われることがあります。事前に知識を身につけ、慎重に調査を進めましょう。

法的リスク

自分で浮気調査を行う際には、「刑事罰を受けるリスク」「民事訴訟を受けるリスク」の2つが法的リスクとなります。

これらのリスクは、調査方法によって異なりますので、良く調べてから慎重に行動に移すことが重要です。詳しくはこちら

バレるリスク

浮気調査していることがバレてしまうことによるリスクです。バレてしまうとパートナーが証拠を隠蔽したり、警戒心を強めることで、今後の調査が困難になる可能性があります。さらに、訴えられることも考えられますので、バレないように計画を立て調査を行うようにしましょう。

冤罪のリスク

このリスクは、パートナーが実際には浮気をしていないのに、誤って浮気していると判断してしまうことによるリスクです。誤った判断が原因で、二人の関係が破綻し、修復が困難になることがあります。そのため、調査結果を客観的に検証し、正確な判断を行うことが重要となります。

浮気調査ノートを作る

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浮気調査ノートの例

まず、これから浮気調査を行う方は【浮気調査ノート】を用意することをおすすめします。

このノートに浮気調査についてだけではなく、浮気疑惑の原因や気付いたこと、感じたことなど関連するすべてを記録しましょう。

浮気調査ノートに書く事柄
以下は事柄と日時、場所を細かく記録しておいてください。
・パートナーに不信を抱いた言動
・違和感を抱いた会話
・浮気調査を行った内容
・浮気調査で得られた物、見た状況など
・出勤時間、帰宅時間
・出かける時の行先(パートナーから聞いた情報を元にする)

これらの情報を整理して記録しておくことで、後々の分析や調査方法を選ぶ際、話し合いの時にも役立ちます。

ただし注意点として、この記録をパートナーに見られてしまうと浮気調査をしていることがバレてしまいます保管場所には十分注意して下さい。

浮気調査の証拠について

挿し絵

自分で調査を行って得られる証拠は、写真、音声や動画データ、位置情報などです。

証拠の扱い方には以下のような注意点があります。

証拠はバックアップを取っておく
→消失やパートナーにバレて消された場合に備えます。

証拠は慎重に保管する
→パートナーに見つからない場所に保管しましょう。

証拠の存在を秘密にする
→第三者に証拠の存在を漏らさないよう注意が必要です。

証拠のために必要な道具は常に準備する。
→証拠を撮影するためのスマホなどは、常に携帯しましょう。

自分で行う浮気調査では、証拠や浮気の場面などを撮影することが多いので、写真を撮影する時のポイントを解説します。

「目に見える証拠を探す調査」での写真

・証拠品の全体が写る写真
・証拠品の置かれていた状況が分かる写真(数枚)

できればこれらの写真に、日時が分かるもの(時計やスマホの画面)を映り込ませて撮ることが出来れば、より写真の証拠品としての信頼度が高まります。

「スマホを活用した調査」での写真。

スマホの画面を自分のスマホやカメラなどで撮影し記録しておきます。撮影した写真がブレていないか確認しておきましょう。

自分のスマホにパートナーのスマホから転送することも出来ますが、法に触れる行為になるので、避ける方が賢明です。

「動向の監視、追跡による調査調査」での写真。

・場所などの周りの風景が写り込んでいる写真
・なるべく鮮明なパートナーと浮気相手の2人が写った写真
・入って行った店やホテルの看板など

を撮っておくと良いでしょう。より信頼性を上げるために、これらの写真に日時の分かる時計やスマホの画面などを写しこんだ写真も撮っておきましょう。

得られた証拠の使いかた

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自分で浮気調査を行った場合、パートナーとの関係性にもよりますが、以下のような証拠の使いかたが考えられます。

①パートナーとの話し合いに使う
②探偵や弁護士に依頼する際の資料として使う
③とりあえず何もしないでおく

どの方法を選択するかは、自身の状況や目的によって異なりますが、調査を行う前に大まかに使い方を検討しておくと良いでしょう。いざ浮気の証拠が手に入った際に冷静に対処できるでしょう。

素人の調査でどこまで出来るのか

素人の浮気調査では、「浮気の疑惑を確信に変えるための調査」と「パートナーに浮気を認めさせるための調査」は行えますが、「法的手段で使用するような証拠を得る調査」は難しいでしょう。

「浮気の疑惑を確信に変えるための調査」であれば、自分が浮気をしていると納得できれば良いので、鮮明な写真や詳細なパートナーの行動記録などは必要ありません。

パートナーが異性と手をつないで親しそうに歩いている場面を目撃すれば、浮気をしていると判断する事もできるからです。

「パートナーに浮気を認めさせるための調査」は、話し合いの時に見せるための証拠が必要となるので、調査難易度が高まります。

パートナーが浮気を認めるだけの証拠があればいいので、浮気相手の素性や肉体関係があった証拠、鮮明な写真などが必ずしも必要というわけではありません。きちんと計画を立てて調査を行えば素人でも調査を行うことは可能と言えます。

「法的手段に使用するための証拠を得る調査」は上記二つのパターンとは異なり、第三者が納得するための証拠が必要となります。写真一つとっても、パートナーと異性が手を繋いでいるだけの写真では不貞行為の証拠とはなりません。

最低でもホテルに入っていく場面と出てくる場面を収めた写真ではっきり顔が写っているような写真が必要となります。

このように法的手段で使用するような証拠を素人が集めることは困難なので、必要であれば最初から探偵に依頼するようにしましょう。

プロの探偵が行う調査方法

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調査が進むにつれて、自分では調査が難しいと感じたり、自分のスキルや時間が足りず望むような証拠が得られないことがあります。そのような状況に直面した時は、無理に自力での調査を進めるのではなく探偵に依頼する選択肢を検討することがおすすめです。

探偵に依頼するメリットとデメリット

探偵に依頼するかどうかを検討するには、メリットとデメリットを知ることが重要となります。ここでは簡単にメリット・デメリットを紹介します。

探偵に依頼するメリット
・得られる証拠の質が高い
・望んだ証拠を得るための計画を立ててくれる
・証拠を得た後、プロからのアドバイスをもらえる
・法的リスクが低い

探偵に依頼するデメリット
・費用がかかる
・相談内容を正確に伝える労力がかかる

費用面のデメリットをあまり気にしないのであれば、探偵に依頼することで効率的に証拠を得られるため、相談してみると良いでしょう。

探偵が行う待ち伏せや尾行調査とは 

なぜ探偵は、質の高い証拠を集める事ができるのか。ここでは待ち伏せや尾行調査を例にとり、素人の調査とプロの探偵の調査の差について解説していきます。

素人調査との決定的な差
①調査前の準備
②調査人数と道具類
③調査技術と経験
④調査報告書の質

これらの差を素人が埋めるのは難しく、バレるリスクも高まるので本格的な尾行はプロにお任せすることをおすすめしています。

①調査前の準備

調査対象者の生活パターン、行動範囲、交友関係、趣味などに関する情報を依頼者から聞き出し整理します。

その情報をもとに事前調査を行い、対象者がどのような場所に行く可能性が高いか、必要な人数と道具の選定、待ち伏せや尾行の開始地点を決定することができます。

適切な待ち伏せ場所の選定
待ち伏せでは、対象者が現れる可能性が高い場所を選び、周囲に目立たないように待機します。

適切な場所を選ぶことで、対象者の動きにすぐに対応できるようになります。待機時にはカメラを周囲に溶け込むように設置し、離れた場所でモニターを見て待機する場合もあります。

プロの探偵は、待ち伏せや尾行調査を行う前に、十分な時間を準備に充てます。素人が行う調査では、この準備段階が軽視されがちですが、調査の成功の鍵はこの準備が握っています。

②調査人数と道具類

待ち伏せや尾行調査は基本的に複数名で行い、徒歩で追跡する複数の班と、車で追跡する班を用意することが多いです。

駅中や繁華街での調査であれば、割と簡単に尾行することが出来ますが、人通りの少ない住宅街や細い路地などの尾行は探偵でも細心の注意を払いながら尾行を行います。

③調査技術と経験

複数の班で尾行を行う際には、調査対象者が向かうであろう場所を予測し、先回りする班を配置したり、平行する道を歩く班、意図的に対象者の進行方向と異なる道へ向かう班など、班同士で連絡をとりながら独自の技術を駆使します。

これらは素人には真似できないような技術であり、探偵の豊富な経験と専門知識が活かされています。

④調査報告書の質

プロの探偵は調査の過程で得られた情報と証拠や結果を報告書に詳細にまとめます

これにより、依頼者は調査結果を正確に把握でき、第三者を納得させるだけの根拠が示されているので法的にも使用できます

一方、素人が作成する報告書は情報が不完全であったり、曖昧な記述が多くなる場合が多く、法的に使用する場合には一度弁護士などに確認をしてもらうようにしましょう。

探偵に依頼する費用をどのように考えるか

確かに、予定外の費用であるため、探偵費用は非常に高く感じることでしょう。しかし、浮気の疑念を抱えたままで生活を続けることは問題解決につながりません

浮気を無条件で完全に許すことができるのであれば、調査を行う必要はありません。しかし、浮気の疑惑が原因で心が不安定になる場合、探偵に依頼することは無駄なお金とはならないのです。

自分で浮気調査を行って疑惑を解消するか、探偵に依頼して明確にし、話し合いや裁判を行うことは、あなたの人生の未来にとって重要なことです。

その重要な問題に対処するための費用を惜しんでいては、問題解決への道筋が見えなくなってしまうでしょう。

結局のところ、浮気調査にかかる費用は、あなたの精神的な安定や問題解決に投資するものと考えることができます。

重要な事柄に対して費用を投じることは、適切な問題解決への第一歩となるでしょう。

この記事のまとめ

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この記事では、自分で行う浮気調査方法の選び方と調査の基礎知識、素人と探偵との調査の違いについて解説してきました。

浮気調査の選び方は、大まかにどのような調査方法があるのかを知ったうえで、調査の目的から調査方法を選ぶことが重要となります。

調査方法は主に以下のようなものがあります。
・目に見える証拠を探す調査
・スマホを活用した調査
・動向の監視、追跡による調査
・上記以外(その他)の調査

調査の目的は以下の3つが考えられます。
「浮気の疑惑を確信に変えること」
「パートナーに浮気を認めさせるため」
「慰謝料請求や離婚請求などの法的手段をとるため」

調査の目的によって、同じ調査方法でも証拠の取り方が変わることがあります。そのため、目的が定まっていない方は、まず浮気調査の目的を明確にすることが重要です。目的に合わせて適切な調査方法を選ぶことで、より効果的な結果を得ることができます。

また、関係性や同居状況によっても、浮気調査のやりやすさやリスクが変わります。

現在の状況に合わせて、手軽な調査から始めていくと、無理なく調査を行うことができます。手軽な調査で得られた証拠を考慮して、さらに詳細な調査を計画していくことで効果的な結果が得られるでしょう。

記事の後半では、探偵がなぜ高品質な証拠を提供できるのかについて解説しました。

尾行や待ち伏せなど、よく選ばれる調査方法を例に取り上げ、素人とは異なる調査の準備、経験、技術力によって、証拠の質が向上することを解説しました。

このような高品質な証拠を必要とする「慰謝料請求や離婚請求などの法的手段をとるため」の調査は、費用のデメリットはあるものの、最初から探偵に依頼することをおすすめしています。

元探偵の行政書士からのアドバイス

パートナーの浮気の兆候に気付き、確信を得たいと思ってこの記事にたどり着いた方も多いでしょう。

浮気調査は結果がすぐに出るものではなく、長期間疑惑が解消されないこともあります。しかし、焦らず、自分にとってやりやすい方法から調査を始めましょう。結果を急いでしまい、中途半端な証拠でパートナーに問い詰めてしまうことは避けてください。

調査を進める中で浮気の証拠を手に入れた時も、感情を冷静に保つことが極めて重要です。疑っているよという態度をパートナーに対して示してしまうと、調査されているとは思わなくても、自身が疑われているという感覚をパートナーに与えてしまう恐れがあります。

常に「あなたを信頼しているし、浮気するなんて想像もしていない。」と思わせる振る舞いを心掛けつつ、裏では確実に調査を進めていく。この二面性を持つことで、証拠を見つけやすくなりますし、調査が発覚するリスクを低く抑えるための効果的な方法であると言えます。

とはいうものの、パートナーが自分を裏切っている証拠を自分の目で見つけるのは、言うまでもなく非常に辛いことであり、憤怒を覚えることでしょう。

私自身が探偵として浮気の尾行調査を行っている時でも、依頼者を裏切り楽しそうにデートを楽しむ対象者を見ると、第三者である私までが怒りを感じることがありました。

あなたが直接当事者である以上、怒りが爆発することも自然な反応でしょう。しかし、調査の目的はあなたの未来がより良いものになることです。感情に流されずに冷静に調査を進めることで、必要な証拠を手に入れ、より明るい未来への道筋を描くことが可能となるでしょう。

過去の事例・体験談

女の髪の毛

結婚4年目 当時31歳。(女性) 妊娠6ヶ月目の時に浮気が発覚した方からの体験談です。

妊娠6ヶ月目の冬、体調が安定してきた頃の話です。夫は居酒屋で働いており、昼前に出勤し、私が寝ている深夜に帰宅する生活を送っていました。ある日、夫が寝ている午前中に洋服の整理をしていた際、夫のダウンジャケットに長い髪の毛がついていることに気づきました。私はショートヘアで、この髪の毛は私のものではありませんでした。直感で怪しいと思い、夫のポケットやショルダーバッグの中を調べると、深夜のカラオケのレシートが出てきました。レシートには大人2名で3時間利用し、ビールやお茶割り以外に夫が普段飲まないような甘めのカクテル名が数杯記載されていました。

私は怒りを覚え、すぐに寝室で寝ていた夫をたたき起こし、レシートを見せて説明を求めました。すると、店のバイトの女性とカラオケに2人で行ったことを白状しました。この数ヶ月で3回程度2人でカラオケや飲みに行っており、肉体関係はないものの、相手が夫を気に入っているということでした。

私は愛する夫と子供のために頑張っているつもりでしたが、夫は私をないがしろにして遊んでいたと感じ、腹が立ちました。しかし、一人で子供を養って生きていくのは難しく、夫が反省し真実を話してくれたことから、離婚はしませんでした。その後、子供が生まれ、夫は昼間の仕事に転職し、現在は平和に暮らしています。

些細なことでも、浮気の痕跡を見つけることができます。私の場合、怒りをぶつけて夫に問い詰めることでうまくいきましたが、夫が気弱な性格だったために白状したのかもしれません。様々な人がいますが、私の体験が誰かの参考になれば幸いです。

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