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仕事か浮気か?|自分で行う勤務先への張り込み浮気調査の完全ガイド

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「夫が残業と言って帰りが遅いが本当に仕事?」
「妻がパートを始めてから、行動が怪しく感じる。」

そういった疑念が生まれた時、真実を確かめたいと思うのは自然なことです。

仕事と称しているものの、浮気の可能性を感じている方にとって、勤務先への張り込み調査は疑惑を解消する有効な方法となります。

ただこの調査方法は、自分でできる浮気調査の中でも難易度が高いため、事前に基本的な知識を身につけてから実際に調査を行うことをおすすめします。

待ち伏せ場所の選定は、妻や夫の行動をほぼ完璧に把握していないと難しいので、この記事では比較的難易度の低い【勤務先】と限定して解説しています。

この記事では、張り込み調査を行う前に知っておくべき基本情報から、具体的な調査手法までを詳しく解説しています。

この記事でわかる事

・張り込み調査のリスクや証拠について
・張り込み場所の選定など具体的な調査方法
・証拠が手に入ったらどう行動するか

この記事を読むことで、あなたの不安や疑問を少しでも解消する手助けとなれば幸いです。

この記事を書いた人

元探偵としての経験や行政書士としての法的知識を生かし、浮気調査に本当に必要なノウハウを提供する「浮気調査のほんとのところ」運営者。浮気で悩む人を応援し、悩みを解決できる情報を発信中。

行政書士の
中村です
目次

勤務先に張り込みする前に知っておくべきこと

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パートナーの勤務先への張り込み調査は、浮気相手と一緒にいる状況を写真に収められる可能性があり、浮気調査としてやるべき価値があります

しかし、浮気の確信的な証拠を得られる可能性がある一方で、難易度が高く、多くの浮気調査サイトでは素人が待ち伏せを行うことは推奨されていません。

簡単にできる調査でないことを十分に理解してから、実際に待ち伏せ調査を行うか、それとも他の調査方法を選択するかの判断を慎重に行ってください。

婚姻関係にある場合、張り込み調査による【法的リスク】はありません婚姻関係がなく単なるカップルの場合、プライバシーの侵害で訴えられる可能性があるので注意が必要です。

ここでは以下の張り込み調査する前に知っておくべき事を解説しています。

張り込み調査を行う前に知っておくべき事
張り込み調査の難易度が高い理由とリスク
勤務先への待ち伏せ調査で得られる浮気の証拠とは
勤務先への待ち伏せ調査が有効な浮気のパターンとは
成功確率を高めるのは事前情報
そのほかの自分でできる浮気調査方法とは

張り込み調査以外にも自分でできる浮気調査をまとめた記事がありますので、参考にしてみてください。

張り込み調査の難易度が高い理由とリスク

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張り込み調査の難易度が高い理由は以下の通りです。

張り込み調査の難易度が高い理由とリスク
・適切な張り込み場所の選定が難しい
・未熟な行動や挙動不審によって、対象者に気づかれやすい
・一瞬の見逃しで、目的の人物を確認できず待ちぼうけとなる可能性がある
・長時間の待機が必要となり、通報されるリスクや精神的負担がある
・対象者の予想外の行動や急な予定変更などに対応するのが困難。
・待ち伏せだけでは不十分で、尾行調査が必要となる

これらの理由から、張り込み調査の難易度が高くなります

特に前情報(どこに、何時に、どの交通手段でなど)が不足している場合、適切な張り込み場所の選定は難しくなります。そこで、本記事では「勤務先への張り込み」を中心に解説しています。

勤務先への張り込みの利点は、場所が明確で、勤務時間もある程度把握可能なため、適切な前準備を行えばリスクを低減することができます

ただし、難易度が高い最大の理由は、尾行調査が必要となる点です。

顔見知りによる尾行は、探偵でも困難で、相当離れた場所からの尾行が現実的となります。

あわせて読みたい
自分でできる|尾行して浮気調査する方法【完全ガイド】 素人の尾行はバレやすいので、リスク回避の方法や周囲に溶け込む服装、距離感などを元探偵がわかりやすく徹底的に解説しています。初めての尾行でも成功するためのテクニックを身につけ、パートナーの浮気を明らかにしましょう。

上記記事でも解説しておりますが、単独での顔見知りの尾行調査は困難なので、探偵に依頼するか妻や夫が知らない友人の協力が必要となります。

またどの調査にも言えますが、調査していることがバレてしまうと、警戒されたり証拠を消されたりしてその後の調査が難しくなるので注意しましょう。

勤務先への張り込み調査で得られる浮気の証拠とは

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勤務先への張り込み調査で得られる浮気の証拠は、浮気相手との親密度が分かる行動を捉えた写真や動画です。

親密度がわかる行動とは
・手をつないで歩いている様子
・キスを交わしているシーン
・お互いにプレゼントを渡している様子
・ホテルやラブホテルへの入退室の瞬間

これらを写真や動画などで収めることができれば、浮気の疑惑を確信に変えられる証拠となります。

さらに、浮気相手との接触が確認できなかった場合でも、本当の勤務終了時間や仕事後の行動パターンなど、待ち伏せ調査を通じて得られる情報は多いでしょう。

注意:張り込み調査で法的利用できる証拠を得るのは困難です。
手をつないでいたり、キスをしている状況の写真だけでは法的利用できる証拠とはなりません。

法的に使える証拠とは
・性的行為が行われたと分かる証拠
・浮気を自白したデータや自筆
・妊娠や堕胎を証明できるもの
などとなり、待ち伏せ調査で得るには難しいでしょう。

浮気調査の写真の撮り方は別の記事の【浮気の証拠写真の撮り方】に詳しく解説しています。

勤務先への張り込み調査が有効な浮気のパターンとは

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仕事が終わった後に行動が把握できない時間が増えたり、以前は定時で帰宅していたのに、最近は帰宅が遅くなるなどの変化が見られる場合、浮気相手との密会が疑われます。

浮気相手との密会が疑われる事象
・急に帰宅時間が遅くなった
・仕事以外の飲み会が頻繁に行われるようになった
・急な出張が増えた
・社内連恋愛の兆候が見られる

これらの状況の下での勤務先への張り込み調査は、浮気の証拠を捉える上で特に効果的です。

ただし、ターゲットが勤務先へ車で通勤している場合、素人の車による尾行は困難であり、待ち伏せ調査で証拠を得ることは不可能でしょう。

車を使って浮気していることが疑われる場合には、GPS端末ボイスレコーダーを使った浮気調査がおすすめです。

成功確率を高めるのは事前情報

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勤務先への張り込み調査は、事前情報をより多く知っていることが成功率を高めることにつながります。

知っておきたい事前情報
・通常の退社時間
・飲み会や社外の打ち合わせなどの予定
・通常出勤しているかどうか
・通勤手段
・よく利用する出入口やエレベーター
・調査当日の対象者の服装や持ち物

これらの情報を得るメリット
・無駄な長時間の待機を回避できる。
・対象者のいない場所での張り込みのリスクを減少させる。(待ちぼうけをなくせる
・服装などが分かっていたほうが、見逃す確率が低くなる

これらのメリットにより、成功率の高い待ち伏せ調査の計画が立てやすくなります。

そのほかの自分でできる浮気調査方法とは

勤務先への張り込み調査は難易度が高いため、まずは手軽にできる調査から始めてみるのがおすすめです。

その調査により、職場での浮気が疑われたり、会社帰りで浮気をしている可能性が高いと判断できた場合、勤務先への待ち伏せ調査を実施するかを検討し始めても良いでしょう。

ここでは、比較的難易度の低い浮気調査について簡単に紹介します。

比較的難易度の低い浮気調査
スマホを覗いての調査
財布を覗き見ての調査
家の中の調査

これらを行って得られた情報をもとに、さらに詳細な浮気調査を進めるのが失敗しづらい調査となります。

あわせて読みたい
失敗しない自分で出来る浮気調査方法の選び方【元探偵直伝】 元探偵が浮気調査の手法の選び方を解説。①どんな種類の調査方法があるのか②調査目的は明確に③パートナーとの関係性と同居の有無④性格 これら4つを考慮に入れて調査方法を選べば失敗しにくい浮気調査を行えます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

すでに、職場での浮気が判明しているなど、勤務先への張り込み調査の効果が期待でき、その調査を自分で行いたい方は、この次の見出しから詳しく解説しております。

実際の勤務先への張り込み調査の方法

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ここからは、勤務先での張り込み調査を行う際の具体的な手順と注意点について、場所の選定から調査終了までの流れを順に詳しく解説していきます。

張り込み調査の手順
張り込み場所の選定と決定
張り込み開始のタイミングの検討
服装や装備品の準備
張り込みや待機中の注意点
張り込み後の尾行の方法
撮影、記録方法
張り込み調査の終了とその判断基準
パートナーを見つけられなかった場合について

それでは解説していきます。

張り込み場所の選定方法について

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張り込み場所を事前に調査し選定しておくことで、周囲に自然に溶け込むことが可能な場所を見つけたり、長時間の待機が必要となった場合でも待ちやすい環境を確保できます

また、建物の出入口を前もって把握しておくことで、対象者を見逃すリスクを低減できるため、張り込み場所の選定や事前調査は非常に重要です。

勤務先がある場所が以下のような場所なら張り込み調査を中止したほうが良いでしょう。

閑静な住宅地内に勤務先がある
人通りのない細い路地に勤務先がある
出入口から直接みえてしまう場所しか張り込み場所がない
・勤務先になじみがあり、知り合いが多い

浮気調査を行っていることが、調査対象者や知り合いなどにバレてしまうと、今後の調査が困難になります。そのほかの調査方法を検討しましょう。

張り込み場所の選定方法

パートナーの勤務先住所をGoogleマップのストリートビューで調べます

調べる項目(わかる範囲で)
・主な出入口や裏口など、対象者が通る可能性のある場所を確認する。
・張り込みに適した待機場所がないかを確認する。

これらを確認します。

張り込み場所として適した場所とは、
・建物の出入口が一望できる場所
建物を出る際の目線に入らないような位置
長い時間待機していても、不審にならない場所(カフェ、ベンチ、待ち合わせを装えるような場所)
・建物を出た後の予想される進行方向とは逆の場所(例:駅や帰路の逆方向)
・必要に応じて、対象者に気づかれないように隠れられる場所や物陰

これらをストリートビューである程度の張り込み場所を場所を選定します。

パートナーと鉢合わせにならない日にちや時間帯に下見に行く。

ストリートビューで決めた張り込み場所を実際に下見に行きます

ストリートビューのデータは過去のものであり、数年前の情報であることが多いです。従って、現在の状況が異なる可能性があるからです。

このような理由から、実際の場所の最新の状況を把握するために、下見を行うことをおすすめします。

下見時に以下のことも確認しておきましょう。
・出入口の実際の場所
・周囲に溶け込める服装はどんなものか
・張り込み場所の実際の状況
・駅から待機場所までの店舗や雰囲気

実際に下見に行って、張り込み場所として問題ないようなら次に張り込み開始するタイミングを検討します。

張り込み開始のタイミングを検討

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適切なタイミングで張り込みを開始することで、長時間の無駄な待機を避けるとともに、待ちぼうけになるリスクを低減することができます。

タイミングを検討するために必要な情報とは
退勤予定時間
・通常通り出勤の予定なのか(シフト表や勤務予定表の確認が有効
・パートナーの行動傾向やパターン
・パートナーの言動

これらの情報から、張り込みに適したタイミングを検討します。

例えば、帰宅が遅くなると前もって伝えられたり、会社の飲み会があると言われている日は、張り込みのチャンスとなることがあります。

ただ、普段帰宅したときに家にいるはずのあなたが不在となる場合、パートナーが疑念を抱く可能性があります。そのため、しっかりとしたアリバイの用意も重要です。

服装や装備品の準備

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顔見知りの張り込み調査となるので、服装の準備や簡単な変装をすることは有効となります。

服装について

張り込みを行う場所や、張り込みを行う時間から服装を決めることで、周囲に溶け込みやすくなります。

また張り込み時の服装や靴、鞄は新品を用意することをおすすめします。

顔見知りによる尾行や張り込み調査はプロの探偵でもバレやすく、基本的には行いません。

特に、配偶者が調査対象の場合、一瞬のしぐさや歩き方を見ただけで気づかれることも少なくありません。

ですので、過去に一度も着用したことのない新しい服を選び、張り込み専用として用意することをおすすめします。さらに、帽子や自然に見えるかつらやウィッグの使用も効果的です。

装備品について

一般の人が自ら行う浮気調査では、証拠の撮影には一眼レフカメラは使わず、カメラ性能の良いスマホのほうが使い勝手が良いでしょう。

また、天気が急変することもあるので折り畳み傘の準備や天気予報を確認しておきましょう。

備えておくとよいアイテム
・カメラ性能の良いスマホ
・折り畳み傘
・モバイルバッテリー
・帽子
・飲料、軽食

張り込み時、待機中の注意点

張り込み調査は忍耐力との勝負になります。「もうパートナーは退勤していて会社にはもういないのではないか」そんな思いが何度も心の中をめぐります。

実際にいない可能性もありますが、自分の設定した時間まではどんな状況になろうと張り込みを続けると決めておくことで、精神的に楽になります。

そのほかにも、ポイントがありますので以下に記します。

・浮気している状況を目撃しても突撃しない
→常に冷静を保ち、得られた証拠を最大限有効に活用することを考えましょう。

・パートナーや知人に見つかってしまった時のことを考えておく
→「この辺りで食事の予定があって待ち合わせ中だった」や「この近くで仕事の用事があり、ついでに会えるかと思って寄ってみた」といった、状況に合わせた言い訳を予め用意しておきましょう。

・挙動不審に見られないよう、その場所に待機している理由を予め設定しておき、それを演じる
→「友人との待ち合わせ中」「(バス停近くで)待っているバスが遅れている」「ショッピングの合間にちょっと休憩している」など、その場の状況に合わせた設定を考えておき、それを自然に演じることで、周りからの違和感を避けることができます。

張り込みからの尾行について

張り込み中に会社からパートナーが出てきたら、尾行調査へと移ります。

しかし、顔見知りとの尾行は非常に難易度が高いため、以下の点に注意する必要があります。

尾行を行う時の注意
・人通りが多い場所を選ぶ
・長時間の尾行は避ける
・できるだけ遠くから尾行する

長時間の尾行や人通りが少ない場所での尾行になりそうな場合は、調査を中止し、尾行の備えをしてから再度張り込み調査から行うほうが無難です。

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自分でできる|尾行して浮気調査する方法【完全ガイド】 素人の尾行はバレやすいので、リスク回避の方法や周囲に溶け込む服装、距離感などを元探偵がわかりやすく徹底的に解説しています。初めての尾行でも成功するためのテクニックを身につけ、パートナーの浮気を明らかにしましょう。

撮影、記録の方法

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パートナーと疑わしい相手との状況を写真や動画で記録することが出来れば、浮気の証拠となります。この部分では、張り込み調査時の撮影と記録の方法について詳しく説明します。

撮影、記録方法
浮気相手とパートナーの顔が明瞭に写るように撮影することを心掛ける。
・勤務先の入口や周辺など、張り込みの状況が分かるような写真を撮る。
・撮影後、写真が鮮明に撮れていることをその場で確認する。
・撮影の場所、時間、周辺の状況をメモしておく。メモが困難な場合、スマホの時計画面をスクリーンショットする、または店の看板などの目印を含む写真を撮ることで記録を残す。

これらを意識することで、後々に見返したときに、浮気の証拠として使える写真となります。

また、撮影したデータはコピーを取って別の場所に保管しておくことで、紛失や予期せぬトラブルを回避することができます。

待ち伏せ調査終了・中止のタイミング

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以下のような状況になったら即張り込み調査を終了、中止しましょう。

張り込み調査中止のタイミング

・パートナーに発見された時
→その後は警戒されてしまうので調査の続行は不可能です

・周囲から怪しまれていると感じた時
→周囲から怪しまれていると感じた場合は、通報されるリスクがあるため中止しましょう。

・警察に声をかけられた時
→すぐにその場を警察官が離れたとしても、周囲の人からは警戒され続けます。

・目的の状況の証拠が得られた時
→もっといい写真が撮れるのではないかと深追いすると、バレてしまうリスクが高まります。

・想定よりも長い時間張り込んでもパートナーを確認できない時
→長時間その場にいることは、トラブルのリスクが高まります。張り込む時間をあらかじめ決め、それを守るよう心がけましょう。

これら調査終了・中止のタイミングをあらかじめ決めておくことで、精神的な負担を軽くしたり、トラブルに発展するリスクを低減できます。

パートナーを見つけられなかった場合

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張り込みを行ったにも関わらず、パートナーを確認できない場合、以下の原因が考えられます。

パートナーが見つけられない原因
・張り込み中にパートナーを見逃してしまった
・張り込みを行った日、パートナーは会社に出勤していなかった
・張り込みの時間帯にはまだ退勤していなかった

これらの可能性があります。原因を特定するには、パートナーにさりげなくその日の動きを尋ねるか、同じ場所で複数日張り込みを行う必要があります。

ただし、同じ場所での張り込みを連日行うと、周囲から不自然に思われるリスクが増えるため、連続した日程での張り込みは控えましょう

複数日張り込みを行ってもパートナーが見つからない場合は、この調査方法での浮気調査は一旦やめて他の自分でできる浮気調査方法を検討しましょう。

待ち伏せ調査により、浮気の証拠が手に入ったらどうするのか?

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浮気の証拠が手に入った場合、その後の行動はあなたの感情や目的、そして望む結果によって異なりますが、多くの場合、「話し合い」「法的措置の検討」「様子を見る」の三つが主な選択肢となります。

ここからは、
話し合いのポイント
法的措置を検討するために
様子を見る時の注意点

これらを解説していきます。

話し合いのポイント

話し合いの際のポイントは、「パートナーが浮気を認めること」「今後の二人の関係性をどうしたいのか」ということが重要になります。以下に、具体的なポイントを詳しく解説します。

パートナーが浮気を認めるかが重要

もしパートナーが浮気を認めない場合、話し合いが進みません。浮気を認めないからと言って話し合いをやめた場合、反省する機会もないので、浮気を継続したままでいたり、将来また浮気をする可能性が高まります。

そうならないためにも、言い逃れができない証拠や複数個の証拠を提示する必要があります

今後の二人の関係性をどうするのかが重要

二人の今後の関係性は、大きな選択肢として「継続」「距離を置く」「別れ」の三つが考えられます。話し合いの着地点をどこに持っていくかを決めて話し合うことが、重要となります。

法的措置を検討

法的措置を検討する際は、一人で悩まず、弁護士に相談に行きましょう。現在持っている証拠が法的に有効か、さらに追加の証拠が必要なのかをアドバイスしてくれます。

法的利用できる浮気の証拠は基本的に以下の通りです。

法的に利用できる浮気の証拠とは
・パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りしている写真、動画
・誰だかわかる不貞行為中の音声や動画、妊娠や堕胎を証明できるもの
自白した録音録画データや自署した書面※

※自分で得た証拠のみで、自白を促すことはリスクがあります。一旦言い逃れをされてしまうと、その後の調査が難しくなるためです。

張り込みで得られる証拠では、法的利用できる証拠を得ることは難しいので探偵への依頼も有効です。

様子を見る時の注意点

話し合いをせず、法的措置も考えずに、一旦様子を見ることも一つの選択です。

しかし、表面上は現状維持のように見えるこの方法も、時間が経過したことで問題となることもあるので注意が必要です。

時間が経過したことで問題化すること
・パートナーと浮気相手との子供ができてしまう
・浮気の証拠を得る前に、一方的に別れを切り出される
・精神的ストレスが増加し、心身に悪影響がでてしまう

これらの問題が起こる可能性があるので、話し合いや法的措置などの早めの検討をおすすめします。

勤務先への張り込み調査を行う上での元探偵からのアドバイス

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張り込み調査は簡単な調査ではありません。一週間張り込んでいてもターゲットを見つけられなかったなど過酷な調査になることもあります。

数日間、パートナーを張り込み調査で見付けられない場合は、他の調査に早めに切り替えることをおすすめします。

また、浮気調査をしている人が当事者なので、難しい部分もありますが、やはり感情のコントロールは重要となります。

見知らぬ周囲の人に犯罪者扱いされたり、警察官から職務質問を受ける可能性もあります。

感情に余裕があるときなら、冷静に対応できるかもしれませんが、浮気の疑念に心を乱されている場面では、突然泣き出したり挙動不審になってしまうこともあり得ます。

このような状況を避けるため、専門家、すなわちプロの探偵に依頼することを検討してみても良いと思います。

浮気の証拠を得るという目的が第一であるならば、その証拠をどのように手に入れるかは二の次です。

もちろん、探偵への依頼には費用がかかるため、その点も慎重に検討する必要がありますが、精神の安寧を優先するのも一つの選択です。

勤務先への張り込み調査を行う方法のまとめ

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この記事は勤務先への張り込み調査について、解説しました。勤務先と限定している理由は、パートナーの行動や所要時間が比較的予測しやすいためです。

駅周辺や自宅での張り込み調査も可能ですが、どの方向からパートナーが現れるかの予測が難しく、特に自宅近くでの張り込みは環境や周囲の目線を気にしなければならないため、おすすめしていません。

待ち伏せする前に知っておくべき事

・待ち伏せ調査の難易度が高い理由
→顔見知りはバレやすい

・待ち伏せ調査で得られる浮気の証拠とは
→浮気相手と一緒にいる場面の写真や動画

・待ち伏せ調査が有効な浮気のパターンとは
→勤務先から自宅の間で浮気をしている可能性が高い場合

・成功確率を高めるのは事前情報
→張り込みのタイミングを決められる

・そのほかの自分でできる浮気調査方法
自分でできる浮気調査

これらについて解説しました。

実際に勤務先への張り込み調査の方法として

1張り込み場所の選定と決定
2張り込み開始のタイミングを検討
3服装や装備品の準備
4張り込みや待機中の注意点
5張り込み後の尾行の方法
6撮影、記録方法
7張り込み調査の終了とその判断基準
8パートナーを見つけられなかった場合

これらについて解説しました。

はじめて行う浮気調査でいきなり勤務先への張り込み調査は調査難易度が高いので、手近なところから浮気調査を始めてみましょう。

張り込み調査で得られる証拠の価値を十分に感じた時に、具体的な実行を考えるのがおすすめです。

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