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旦那の浮気をほっとくと決めた時の心構えと注意点【浮気放置ガイド】

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【浮気の放置はダメ!】
【ほっとくのは危険】

多くの人が浮気の放置は良くないだろうと分かっています。

しかし、一方で
「問題を大きくしたくない」
「浮気の可能性は高いが、確証がもてない」
「一過性の浮気でそのうち戻ってくるだろう」

このような想いから浮気をほっとく選択をする人が多くいるのも事実でしょう。子どもの有無や経済的な問題も伴うので簡単に決断できない問題だからです。

私自身も、浮気問題を放置することはデメリットが多いと考えています。しかし、浮気放置という選択をせざるを得ない状況にある人もいるはずです。

この記事では、そんな方へ向けて、浮気を放置する際の心構えや注意すべき点、さらには浮気放置に関する予備知識を詳しくご紹介します。

この記事を読むことで、あなたの不安や疑問を少しでも解消する手助けとなれば幸いです。

この記事を書いた人

元探偵としての経験や行政書士としての法的知識を生かし、浮気調査に本当に必要なノウハウを提供する「浮気調査のほんとのところ」運営者。浮気で悩む人を応援し、悩みを解決できる情報を発信中。

行政書士の
中村です

◇本サイト表記には一部PRを含みます。

目次

旦那の「浮気をほっとく」と決めた時の心構えと注意点

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問題から目を背ける為だけに、浮気放置していては問題は何も解決しません。むしろ、問題はさらに悪化する可能性が高くなります。

ここでは浮気を放置することのメリットとデメリット、心の持ちよう、そして知っておくべきことについて詳しく解説しています。

旦那の浮気をほっとくと決めた時の心構えと注意点
放置のメリットとデメリット
自分が許容できる限界を決めておく
証拠はできるだけ集めておく
将来の財政計画を立てておく
浮気を疑っていると思わせない
放置中の心の中を楽に保つヒント3つ
ほっとくことでは夫婦関係の再構築にはならない

予測可能な状況を事前に考慮しておくことで、予期せぬ変化に対応しやすくなり、浮気を放置する際の考え方の軸や指針となります。

浮気放置のメリット、デメリット

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浮気を放置することのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
決断や判断までの時間を稼げる
当面の間の家庭環境の維持
感情に任せた旦那との対決を避けられる
問題が解決されない
精神的負担の増大
解決の機会の損失
浮気がエスカレートする可能性が高まる
法的トラブルに発展する可能性が高まる
慰謝料請求の時効を迎える
浮気をほっとくメリットとデメリット

浮気の放置は長期的に見ると、デメリットの方が多いのでネット上では「放置は危険」などとかかれています。

自分を落ち着かせ、冷静な判断に繫がるので、浮気を放置することが全て悪いわけではありません。しかし、放置する期間を決め、自分自身の考えを明確に持つことが重要となります。

メリットの解説

浮気放置の最大のメリットは時間を稼げるという点です。浮気に気づいた直後は、感情が高まりやすく、旦那との話し合いが短絡的になりがちです。

浮気を一時的にでも放置することで、冷静さを取り戻し、関係の修復や話し合いのための準備を整える時間が得られます。

浮気を放置するという選択は、急な環境の変化を避け、問題に対処するための時間を確保できるという点で、メリットとなります。

デメリットの解説

浮気放置のデメリットは、今ある問題がさらに大きくなるリスクがあるという点です。

旦那の浮気が最初は単なる火遊びだとしても、それを見逃すことで関係が本気に発展する可能性があります。頻繁に会うようになれば、相手の配偶者から訴えられるリスクや、浮気相手が妊娠する可能性も出てくるでしょう。

旦那の感情を常に把握することは不可能であり、良いタイミングを見計らい是正する事は困難です。

こちらが行動を起こすまでは、事態は旦那と浮気相手の流れに委ねることとなります。

法的な問題や、放置によって引き起こされる様々な結果については、「旦那の浮気を放置することで起こる可能性のある結末」で詳しく説明しています。

自分がガマンできる限界を決めておく

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ダラダラと浮気を見て見ぬふりをするだけでは、問題はさらに大きくなる可能性があります。そうならないように、浮気を放置できる限界点(我慢の限界)を決めておくと良いでしょう。

家庭環境や価値観によって、許容できる限界点は大きく異なりますが、いくつかの例を挙げます。

浮気放置の限界点の例
・2回目以降の浮気が分かった時点
・浮気相手に本気になっているなと感じる時点

例)高額なプレゼントを贈る、長期間家を留守にするなどの行動が見られた場合など。
・家族への影響が出始めた時点
例)子どもが浮気を知ってしまう、家族に対してそっけない態度を取るようになった場合など。
・周囲の人にバレた時点
例)職場や近所の人に浮気が知られてしまった場合など。
・金銭的な限界点点
例)共有財産を浮気のために使われる、浮気のために借金をしている場合など。
・明らかな嘘をつかれた時点
例)浮気相手と過ごすために嘘をついたり、裏切る行動をとった場合など。

このように限界点を明確にしておき、許容の限界を超えてきたら行動を起こすと決めておくと、ストレスを軽減しつつ浮気放置をすることができます。

浮気放置をやめるための思考については、この記事の「旦那の浮気をほっとくのをやめる為に知っておくべき事。」で解説しています。

浮気の証拠はできるだけ集めておく

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浮気の証拠は、将来的に浮気問題を解決する際の選択肢を広げてくれます

浮気の証拠が役に立つ時とは?
・浮気放置している時
→自分が置かれている状況を客観的に理解でき、問題解決の準備を始めるきっかけとなる。
・旦那との話し合いの時
→証拠があれば、浮気を認めさせやすく、立場が有利になる。
・法的措置を検討する時
→浮気の証拠があれば、弁護士や探偵などの専門家への相談を決断しやすくなります。
・探偵へ相談するとき
→浮気に関するある程度の情報を既に持っている場合、調査の範囲を絞りやすくなり、結果として依頼費用を節約できる可能性があります。

このように浮気の証拠を集めておくことは、メリットが多くあります。
ただしリスクもあるので以下に挙げておきます。

浮気の証拠集めのリスク
浮気調査がバレた時のリスク
・その後の浮気調査の難易度が上がる
・浮気放置が失敗し、準備できていない状況で問題に取り組むこととなる。
法的リスク
・証拠を集める過程でプライバシーの侵害や違法行為となる可能性がある。

これらのリスクがあります。自分で浮気調査をする場合には、行う調査をよく理解してから行うことをオススメします。

浮気調査の方法については、この記事の「浮気の証拠を得るための方法とは」で解説しています。

お金の管理計画を立て貯金しておく

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浮気を放置することで問題が長引いたり、離婚に至る可能性があるため、将来に備えて財政計画を立て、貯蓄をしておくことがオススメです。

具体的なお金の管理計画とは
・生活6か月分の生活費確保
・引っ越しや職探しに必要な緊急資金の準備
・収入源の検討及び確保
・将来の教育費用の見積り
・浮気問題を解決するための探偵や弁護士への依頼費用の貯蓄
・現在の資産の確認

これらの計画を立てて貯蓄しておくことは、浮気問題が悪化した場合でも財政的な困難に直面しないようにするための保険となります。

貯金する際は、勝手に使われるのを防ぐために旦那が知らない口座で管理すると良いでしょう。

浮気を疑っていると思わせない方が良い

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浮気を疑われているのでは?と旦那が感じた場合、以下の点でデメリットになることがあります。

浮気を疑っていると感じられてしまった時のデメリット
・浮気の証拠を消される
・言い訳が巧妙になる
・お互いがけん制し、浮気放置のメリットが無くなる

浮気放置の主な利点は、問題に取り組むための時間を確保し、当面の家庭環境を維持することにあります。しかし、もし旦那が自分が浮気を疑われていると感じた場合、予期せぬ話し合いを引き起こしたり、夫婦関係や家庭環境をさらに悪化させるなど、浮気放置の利点が無くなる可能性が高まります。

また浮気が自然消滅した場合も、浮気がバレていそうだなという想いから、旦那側が勝手に罪悪感を抱き、もとの関係に戻りづらくなる場合もあります。

「旦那の浮気をほっとく」と決めたのならば、自分の感情をある程度押し殺し、旦那の様子を観察する方がよいでしょう。

浮気を疑われているのでは?と思われる行動とは(タップして開く)

・旦那の帰宅時間、予定や外出理由、電話の相手などに対し過度に質問をする。
・スマホの盗み見している場面を見られる。
・旦那の友人や同僚に、旦那の行動について探りを入れる。

これらの行動は、浮気に対する疑念を持っていると思われる可能性があるため、注意が必要です。

補足:「浮気を察している」という態度を前面に押し出し、浮気のエスカレートを抑止する手段にすることも可能です。しかし浮気放置とは言えない状況になり、浮気を黙認していると捉えられる可能性もあるので注意が必要です。

態度に出すなら、きちんと旦那と対話を行い問題解決に向けて一歩踏み出しましょう。→記事内の「旦那との対話は計画性的にすすめる」へ

放置中の心を楽に保つためのヒント

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浮気を疑っていると思わせない方が良い」でも書いた通り、浮気を知っていながら普段通りに振る舞うことは、精神的な負担となります。

疲れにくい心の持ち方のヒント
・内面での優位性を感じる
→「私は真実を知っている。あなたが何をしているか、全て把握しているんだから」と心の中で思ってみましょう。このように考えることで、一時的にでも心理的な優位性を感じることができます。

・状況をコントロールしていると感じる
→「今は静観しているけれど、適切な時には最善の行動を取る」と自分に言い聞かせることで、状況に対するコントロール感を持つことができます。

・客観的視点を持つ
→問題を少し離れて客観的に見ることで、感情的になりすぎず冷静な判断ができます。

これらの心の持ち方を意識することで、少しだけ心が軽くなります。

ほっとくことでは夫婦関係の再構築にはならない事を知っておく

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たとえ現在の浮気が自然に終わったとしても、別の浮気が生じる可能性が残ります。そうなれば、再び浮気問題に直面し、夫婦関係を修復することが一層困難になります。

夫婦関係の修復には、「旦那が浮気を認め、将来にわたって浮気をしないと自発的に誓う」ことが重要です。浮気を放置してしまうと、このような決心を促すことができないため、夫婦関係の修復には繋がりません。

旦那が浮気を放置されている状態は、浮気を悔い改め浮気を終わらせる結論を旦那自ら出さない限り、浮気を繰り返したり、妻の感情を自己中心的に解釈する場合が多く、問題の根本的な解決には至らないのです。

旦那の浮気をほっとくことで起こる可能性のある未来

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旦那の浮気を放置することで起こり得る可能性のある結末について、良い未来と悪い未来の両方を紹介します。

浮気放置で起こり得る結末
一過性の浮気から旦那が戻ってくる
放置することに限界を迎え心身を病む
浮気相手の旦那から慰謝料を請求される
浮気相手との子どもができる
浮気と浮気相手を知って3年経ってしまい時効を迎える

旦那の浮気に対して目を閉じ、長期間放置することは、取り返しのつかない結果を招く可能性があることを知っておきましょう。

一過性の浮気から旦那が戻ってくる

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浮気を放置した結果、最終的にポジティブな結果として捉えられるのが、「一過性の浮気を経て旦那が戻ってくる」というパターンです。

たとえあなた自身が心に負担を感じていたとしても、夫婦間の大きな衝突が避けられ、家庭環境が維持されたことを考えれば、それは良い結果だと言えるでしょう。

ただし旦那が罪悪感や反省から浮気をやめたのではなく、単に現在の浮気への関心が失われた場合、再び浮気を繰り返す可能性があるため、警戒が必要です。

放置することに限界を迎え心身を病む

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旦那の浮気を放置することが精神的ストレスの原因となり、結果としてあなたの心身が疲れ果て、健康を害する可能性があります

以前私が対応したお客様の中には、浮気問題を放置した結果、ストレスが原因で食事が摂れなくなり、最終的に入院する事態に至った方がいました。

そのような状況になると、浮気問題を対処するどころか、収入が大幅に減少するなど、さらに多くの問題が生じる可能性があります。

浮気相手の旦那から慰謝料を請求される

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旦那の浮気相手が既婚者であり、それを知りながら浮気を行った場合、その浮気相手の旦那から慰謝料を請求される可能性があります

いわゆるダブル不倫と呼ばれる状況であり、浮気相手が既婚者であることを明かしていたか、離婚を予定しているかなどの状況に応じて、過失割合が変動し慰謝料や示談金などの金額も変わってきます。

同様にあなたも慰謝料請求を行うもしくは和解して費用的負担がなくなる可能性もありますが、どちらにしても法的なトラブルに発展するリスクが伴います。

浮気相手との間に子どもができる

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旦那と浮気相手との間に子どもができた場合、出産、認知、中絶、養育費、慰謝料や示談金、さらに相続問題など、深刻な問題に発展する可能性があります

このような状況では、夫婦間だけで問題を解決することが困難になり、弁護士など法律の専門家の助けを求めることになるため、多くの費用と時間が必要となります。

浮気と浮気相手を知って3年経ってしまい時効を迎える

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浮気(不貞行為)の事実と浮気相手を知ってから3年が経過すると、浮気に関する慰謝料請求権が時効により消滅します。

単に浮気の可能性があるという程度では、「知った」とはみなされません。しかし、浮気の事実と浮気相手の情報(氏名、住所など)を具体的に知っている場合、その情報を知った日から3年が経過すると、慰謝料を請求する権利が失われる可能性があるので注意が必要です。

時効成立の懸念になり得る状況例とは
・同じマンションの住人との浮気で、相手の部屋番号まで知っている場合
・探偵による調査で相手の身元が明らかになった場合
・配偶者が浮気の事実を自白した場合
・浮気相手が自分の友達(住所を知っている)だった場合
・浮気相手から直接浮気の事実について連絡があった場合

上記のような相手を訴えられるほどの情報を持ちながら、3年以上行動を起こさないと時効が成立する可能性があるのです。

注意:3年以上経ってからこの浮気がもとで離婚した場合、離婚が成立した日から3年が時効となります。

旦那の浮気をほっとくのをやめる為に知っておくべき事。

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ここまで、旦那の浮気を放置する際の心構えや結果について紹介してきました。浮気を放置することのデメリットが多く、長期間放置することはオススメできません。

しかし、無計画に話し合うだけでは、事実が曖昧にされたり、旦那が反省することなく表面的な解決に終わり、数年後には同じ過ちを繰り返す可能性があります

このような状況を避けるためには、自分がなぜ浮気を放置してしまったのかを理解し、浮気問題をどのように話し合い、どのような選択肢があるのかについて、知っておく必要があります。

浮気放置をやめるために知っておくべき事
浮気放置の理由に向き合う
正確な情報を手に入れる
旦那との対話は計画的にすすめる
法的手段を知っておく

それでは解説していきます。

浮気放置の理由に向き合う

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まず浮気を放置してしまった理由に向き合うことで、次にとるべき行動が見えてきます。

大きく4パターンに分けられますが、大事なのは「あなたは本当に浮気問題を解決したいのか」という点です。

浮気問題を解決する事を検討する場合は次の「正確な情報を手に入れる」で書いています。

放置してしまう理由と例

現実逃避パターン:
真実を知るのが怖く、認めないようにするため。
軽い浮気だと思い込み、そのうち戻るだろうと希望的観測。
旦那の性格への慣れ:
過去に何度も浮気をされている。
自分に自信がない:
問題を解決できないだろうと、自分自身があきらめてしまっている。
感情的依存:
浮気は嫌だが、情愛や精神的依存があり浮気問題に触れにくい。

上記が理由の放置は、あなた自身の浮気解決への決意が必要となります。
現状を維持するのか、解決に向けて動き出すのかを検討しましょう。

選択することが不安なパターン:
確かな浮気の証拠がなく、疑いだけで動けない。
どう対応すればいいのか分からず、悩み続けている。

上記が理由の放置は、正確な浮気の情報を手に入れることと、とるべき選択肢を知ることで、最適な判断を行いやすくなります。

社会的評価への懸念:
仕事場や近所の人などの評判を損なうことを恐れている。

婚姻関係を続ける場合は、周囲からの評価について大きな心配をする必要は無いでしょう。

また離婚を選択したとしても、統計によれば約3組に1組が離婚しているため、過度に不安に感じる必要はありません。

社会的評価より、自分自身の人生に主眼を置くことをお勧めします。
参考URL:厚生労働省HP:令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況第1表人口動態総覧

旦那への経済的依存:
生活費や教育費など旦那の収入に依存しているので、浮気問題に触れにくい。

上記が理由の放置は、まず自分自身で収入を得る(または収入を増やす)方法を検討することが重要です。

経済的に自立の目途が立てられれば、選べる選択肢の幅も広がります。

正確な情報を手に入れる

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浮気問題を解決するために、正確な情報を収集することも重要です。

正確な情報が必要な理由
・浮気の事実の有無を確実に知ることは絶対条件である。
・対話の際、夫からほぼ必ず「証拠があるのか」と問われる。
・正しい情報があればあるほど、適切な判断が下しやすくなる。

実際には浮気をしていないのに、浮気していると誤判断してしまうことは避けなければなりません。

また、浮気が事実であったとしても、妻側が正確な情報や確固たる証拠を持っていない限り、有利な条件で話し合いを進めることはできないでしょう。

どんな証拠をどのように手に入れるかは、この記事の「浮気の証拠を得るための方法とは」で解説しています

旦那との対話は計画的にすすめる

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浮気の証拠を手に入れた後、旦那と浮気問題について話し合う際には、計画性を持って行う必要があります。

計画性のある話し合いとは
・話し合いの時間、場をきちんと設ける
・話し合いの目的を明確にする
・言い逃れのできない証拠を用意する

浮気を問い詰めた場合、最初から事実を認め真剣に話し合おうとする人は少ないと思って下さい。いつもと異なる雰囲気を作り出し、話し合いのための特別な時間を設けてもらいましょう。

話し合いの目的をあらかじめ決めておくことも重要となります。

話し合いの目的の例
・浮気を認めさせ、もう二度としないように誓約書を書かせる
・一時的に距離を置き、別々で夫婦関係を考える時間を設ける
・法的措置をとる

誤魔化そうとしたり、どこまで知っているのか探りを入れてきたりするので、言い逃れのできない証拠を用意します。

また中途半端に話し合いが終わってしまった場合、浮気の証拠の隠蔽や警戒心を持って浮気行為を行う可能性があるので注意が必要です。

法的手段を知っておく

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法的手段を知っておくことで、自分にとって必要な選択を行う時の指針となります。

浮気・不倫問題における代表的な法的対応
・旦那への慰謝料請求
・浮気相手への慰謝料請求
・離婚原因慰謝料請求(不倫が離婚の原因となり、それによる精神的苦痛に対する慰謝料)
・養育費の請求
・離婚調停
・接触禁止(旦那と浮気相手の接触を禁止する)

上記の法的対応が一般的です。どこに相談すれば良いか分からない場合は、国が設置した法的問題解決のための総合案内所である法テラスに相談することができます。
法テラスHP:夫婦・男女

浮気の証拠を得るための方法とは?

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旦那との話し合いを行うにしても、法的手段を取るにしても、浮気の事実を裏付ける証拠が必要となります。

口頭で「旦那が浮気をしていると」言ったところで、旦那は相手にしてくれず、弁護士は証拠の必要性をまず話してくるでしょう。

必要な浮気の証拠は、あなたが何を目的にするかによって異なってきます。ここでは目的による証拠の違いと、証拠を手に入れる手段について解説します。

浮気の証拠を手に入れるために知っておくこと
必要な証拠は目的によって異なる
自分で浮気調査を行うとは
探偵に依頼するとは

それでは解説していきます。

必要な証拠は目的によって異なる

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浮気の証拠は、その目的によって求められる内容が異なり「法的に使用する証拠」「話し合いに使う証拠」「疑惑を確信に変える証拠」の3つに分けられます。

法的に使用する証拠
・旦那と浮気相手がホテルに出入りしている写真や動画
・性行為があったとわかるメッセージを移した画面の写真(メールやLINEなど)
・相手が特定できる性行為中の音声や動画、妊娠や堕胎を証明できるもの
・自白した録音録画データや自署した書面

法的に使用する証拠は、自白以外では不貞行為(性行為)があったことを示す証拠が必要です。そのため、調査を行う際は特別な技術や望遠カメラなどの道具が必要になることがあり、個人での調査は現実的ではありません

話し合いの時、言い逃れをさせない証拠の一例
・異性と親密な様子を写した写真
・浮気相手との会話などを録音した音声データ
・ホテルや浮気相手宅などに居たと示す位置情報
・浮気相手とのメールやチャット履歴

上記の証拠で納得するしないは、旦那の性格とあなたとの関係性にも大きく左右します。旦那の性格を見極め、浮気を認めるような証拠を手に入れることが重要です。
難易度は高いものの、自分での調査でも証拠を手に入れられる可能性があります。

浮気の疑惑を確信にかえるための証拠の一例
・言動の矛盾がわかる証拠
・ラブホテルの領収書
・スケジュール表の記録
・銀行の出金記録
・クレジットカードの明細
・映画や展覧会などの半券

家の中の調査や旦那の財布の中身の確認、各明細等で浮気の疑惑を確かめることができます。

参考:浮気調査日記をつけると情報が整理しやすい(タップで開く)

旦那の言ったことや怪しいと感じた点などを一冊のノートなどに時系列順で書いておくと後で見返したときに役に立ちます。

探偵や弁護士などへの相談時にも便利なので、ぜひつけてみると良いでしょう。
詳しくは別記事の【浮気調査日記】記録するメリットと具体的書き方で解説しています。

自分で行う浮気調査とは

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自分で行う浮気調査は、思い立った時にすぐに開始でき、費用を抑えて行うことが可能です。

しかし、不慣れな調査が原因で調査対象者に気付かれるリスク、法律に違反する可能性、そして多大な時間と労力を要するというデメリットも存在します。

代表的な調査(各詳細調査方法は調査方法をタップ)
旦那の財布の中の調査
家の中の調査
スマホの調査
勤務先への待ち伏せ調査

などがあります。調査方法によって難易度は大きく異なりますので、行う前にその手順やリスクを十分に理解する必要があります。

一度でも浮気調査していることが旦那にバレてしまうと、その後の調査が難しくなるだけでなく、夫婦関係も悪化します。

自分で浮気調査を行う場合は、調査していることが旦那にバレないことが最重要となります。

探偵に依頼する

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浮気が確実であり、慰謝料請求など法的な措置を講じることを決めている場合は、探偵への依頼がお勧めです。

必要な証拠は探偵が全て集めてくれますので、結果を待つだけで済みます。

探偵に依頼するデメリットは、費用がかかることと、適切な業者を選ぶのが難しい点にあります。たとえ費用を慰謝料から支払うことができたとしても、複数の探偵事務所から見積もりを取り、自分で業者を選ぶ過程は、時間と労力を要します。

慰謝料の目安
50万〜300万円程。
婚姻期間やケースによって異なります。
探偵に依頼した場合の一般的な費用
探偵2名で1時間当たり2万円程。
浮気をしているかの事実確認→10~20万円。
法廷で使える浮気の証拠を得る→30~70万円程。
参考:https://www.jda-tokyo.jp/14729225827125

私が探偵業を行っていた時代には存在しなかったものですが、現在は探偵マッチングサイトがあり、これが非常に便利です。

信頼(審査基準が厳しい)できる探偵社を精査して紹介してくれる上、仲介料と相談料はかかりません。オススメの使い方は先に予算を伝え、見積もりと自分の想定している金額とのギャップを少なくする方法です。

\ 悩んでいるならまず相談→診断フォーム↓/

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とここまで上記サイトの宣伝になってしまいましたが、自分の住んでいるエリアで信頼できる探偵を選ぶとなると難しいので、相談して損はしないと思います。

街角探偵相談所の詳しい詳細はコチラ

この記事のまとめ

この記事では、旦那の浮気をほっとく時の注意点と浮気放置をやめる方法について解説しました。

メリットデメリット
決断や判断までの時間を稼げる
当面の間の家庭環境の維持
感情に任せた旦那との対決を避けられる
問題が解決されない
精神的負担の増大
解決の機会の損失
浮気がエスカレートする可能性が高まる
法的トラブルに発展する可能性が高まる
慰謝料請求の時効を迎える
浮気をほっとくメリットとデメリット

浮気を放置することは多くのデメリットを伴いますが、放置せざるを得ない状況にある人も多く、これは簡単に解決できる問題ではありません。

浮気放置するのなら
・自分が許容できる限界を決めておく
・浮気の証拠はできるだけ集めておく
・将来のお金の管理計画を立て貯金しておく
・浮気を疑っていると思わせない方が良い
・浮気放置では夫婦関係の再構築には繫がらない

上記の5つを心がけておくと良いでしょう。

また浮気をほっとくことで起こる可能性のある結末についても解説しました。

旦那の浮気をほっとくことで起こる可能性のある結末
・一過性の浮気から旦那が戻ってくる
・放置することに限界を迎え心身を病む
・浮気相手の旦那から慰謝料を請求される
・浮気相手との子どもができる
・浮気と浮気相手を知って3年経ってしまい時効を迎える

上記のようなリスクを孕んでいることから、浮気を長期間放置するのではなく、可能な限り期間を定めて、その時間を今後の人生を考えるための時間稼ぎの期間として捉えることが重要です。

浮気放置をやめるときには
・浮気放置の理由に向き合う
・正確な情報を手に入れる
・旦那との対話は計画性的にすすめる
・法的手段を知っておく

これらのことを理解しておくと、浮気の放置をやめるときに、今後の行動の指針となります。

浮気放置をやめるときに、浮気の証拠の有無は重要です。

浮気の証拠を入手する方法には、主に自分で調査を行う方法と、探偵に依頼する方法があります。

法的手段を現段階で考えておらず、旦那との話し合いや、浮気の有無を知りたい場合は自分自身の調査でも証拠が手に入る可能性があります。

自分で調査を行う場合、配偶者に調査していることを悟られないように、無理せず長期的な視点で進めることがコツです。

法的手段を検討している場合や、自分での調査によって証拠を得られない場合には、探偵に依頼することをオススメします。

費用がかかることがデメリットですが、プロへ相談でき適切なアドバイスを受けられる点は、メリットかなと思います。

浮気を自分の本意でなく、現在の環境や旦那との関係性、過去の経緯など様々な要因によって放置している方は大勢います。

時間が問題を解決してくれるのが最善の場合もありますが、この記事の内容が浮気問題に対する選択肢を検討する際の助けとなれば幸いです。

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