「夫が車でこそこそ電話をしている。」
「仕事で家にいないとき、妻が男を連れ込んでいる気がする。」
自分がいない時の様子を掴むことができるのがボイスレコーダーを使った浮気調査です。
比較的難易度は低い調査方法にも関わらす、得られる証拠は法的利用ができる可能性もあり、自分自身で浮気調査を考えている方には、おすすめの調査方法となります。
この記事では、ボイスレコーダーを使った浮気調査の基礎知識や効果的な設置方法をサンプル音源などを交え分かりやすく解説しています。
この記事を読むことで、あなたの不安や疑問を少しでも解消する手助けとなれば幸いです。
ボイスレコーダーを使った浮気調査を行う前に知っておくべき事
ボイスレコーダーを使った浮気調査は、パートナーが浮気相手との会話や電話をしている状況の音声が録音できれば、浮気を決定づける証拠を得ることができます。
しかし、ボイスレコーダーを設置して盗聴していることがバレてしまうと、二人の信頼関係が大きく崩れてしまうリスクがあるため、きちんと知識を得たうえで行う必要があります。
ここではボイスレコーダーを使った浮気調査の基礎知識を以下の順番で解説しています。
ここで解説していること
・どんな音声が録音できれば浮気の証拠となるのか
・許可なしの録音は違法か?関係性、設置場所によって判断が異なる
・ボイスレコーダーを使った浮気調査のメリットとデメリット
・ボイスレコーダーを使った浮気調査のリスク
上記について解説しています。
どんな音声が録音できれば浮気の証拠となるのか
浮気の証拠となる音声は以下のような音声です。
浮気の証拠となりえる音声
・性行為中の音声
・浮気相手と会話または電話している音声
性行為中の音声が録音できた場合、浮気をしていることが確定します。それ以外の音声については、会話や電話の内容が重要となります。
浮気と判断できる会話の内容とは
・次回のデートや密会の計画を立てている
・過去のデートのエピソードについて話している
・愛情を伝える言葉や愛の告白をしている
・自分には知らされていない情報や秘密を打ち明けている
・自分に対する不満や否定的なことを話している
これらの内容が会話に含まれていた場合は、浮気をしていると考えられます。
許可なしの録音は違法か?関係性、設置場所によって判断が異なる。
ボイスレコーダーを使用した浮気調査における法的リスクは、パートナーとの関係性やボイスレコーダーの設置場所によって異なります。
婚姻関係にあり、さらに浮気の疑惑があったという理由で、ボイスレコーダーを使った浮気調査を行った場合、法的リスクは低くなります。
二人で住んでいる家や二人で使用する車に設置するのであれば、違法と判断される可能性は低いでしょう。
婚姻関係の有無にかかわらず違法となる可能性が高い設置場所は、自分が住んでいない家(別居中の相手の家)、浮気相手の家や持ち物などにボイスレコーダーを忍ばせて設置する方法です。
これらの場所でボイスレコーダーが発見された場合、プライバシーの侵害として訴えられると、その主張が認められる可能性が高いです。
詳しい法的リスクについてはこちらに記載しています。
婚姻関係にない、単なるカップルの場合、設置場所にかかわらずプライバシーの侵害による法的リスクがあります。
その理由は、婚姻関係にない場合、浮気行為も「個人の自由」として扱われる可能性が高く、プライバシーの侵害として訴えられ、その主張が認められる可能性が高いからです。
ボイスレコーダーを使った自分で行う浮気調査のメリットとデメリット
ボイスレコーダーを使った浮気調査には、以下のようなメリットとデメリットがあるので解説します。
メリット | デメリット |
---|---|
法的に使用できる証拠が得られる可能性がある 調査にかかる費用が安い 調査難易度が比較的低い | 隠す場所の選定が必要 ボイスレコーダーの購入と準備が必要 様々なリスクがある |
メリットの解説
・法的に利用できる証拠が得られる可能性がある
通常、自分で行う浮気調査で法的に利用できる証拠を得ることは困難です。
しかしボイスレコーダーを使った浮気調査は、性行為中の音声が録音でき、かつその場所に浮気相手がいた証明できるものがあれば、法的利用できる可能性があります。【詳しくは4-3証拠を法的に使用する】
・調査にかかる費用が安い
調査に必要な費用は、ボイスレコーダーの購入代金とそれを固定するためのテープ代のみです。従って、この方法での浮気調査は費用が安いといえるでしょう。
・調査難易度が比較的低い
ボイスレコーダーを用意して設置すれば証拠を得られるため、特別な技術は必要なく難易度の低い調査といえます。
デメリットの解説
・隠す場所の選定が必要
この調査の成功は、設置場所の選定にかかっています。発見されにくく、かつクリアな音声が録音できる場所を見つけるのは簡単ではありません。
設置した場所で会話や電話をしていなければ何も録音できません。
・ボイスレコーダーの購入と準備が必要
すでにボイスレコーダーをお持ちの方は、それを使用できます。しかし、持っていない場合は、新しくボイスレコーダーを購入し、その使い方や設定方法をしっかりと理解する事が必要です。
・様々なリスクがある
法的リスク、バレた時のリスクがあります。詳しくは次の見出しに書いてあります。
ボイスレコーダーを使った浮気調査のリスク
ボイスレコーダーを使った浮気調査には、法的リスク以外にもいくつかのリスクが存在します。(法的リスクについてはこちら)
ボイスレコーダーを使った調査のリスク(法的リスク以外)
・設置がバレてしまった時のリスク
・情報を誤解してしまうリスク
これらのリスクが考えられます。
設置がバレてしまった時のリスク
設置していることがバレてしまうと、以下のような状況になる可能性があります。
・信頼関係が壊れ、今後の関係の維持が難しくなる。
・ボイスレコーダーを取り上げられたり、データを消去される。
・パートナーが警戒心を強め、その後の浮気調査が困難になる。
設置がバレた場合、たとえ浮気がなかったとしても、信頼関係が損なわれ、最終的には別れる原因になることも考えられます。
ボイスレコーダーを設置する際には、パートナーとの信頼関係が崩れるリスクを十分に考慮する必要があります。
情報を誤解してしまうリスク
得られた音声を過度に解釈し、実際には浮気をしていないのに、浮気をしていると誤解してしまうリスクがあります。
どのような音声が得られたとしても、その内容を客観的に冷静に分析することが重要です。
ボイスレコーダーで浮気調査するためのバレないテクニックとおすすめ設置場所【サンプル音源あり】
この浮気調査方法は、設置したボイスレコーダーが見つからないことが重要となるので、設置場所がこの調査の成功の鍵をにぎります。
設置のテクニックとおすすめ設置場所
・設置に適さない場所とは?
・設置期間とタイミング
・おすすめ設置場所①ベットの裏
・おすすめ設置場所②車の助手席のシート裏
・おすすめ設置場所③シーリングライトのカバーの中
・おすすめ設置場所④よく電話する場所
・鞄の中への設置の注意点
これらについて解説しています。
設置に適さない場所とは?
まず初めに、設置しないほうが良い場所を確認しましょう。以下に示す場所への設置は、ノイズで録音品質が悪くなったり、発見される可能性が高まります。
設置は避けた方が良い場所
・テレビやスピーカーなどの家電から近い場所
・パートナーが普段から触ったり、触れている場所
・良く動かして使用する物
・ペットや子供が触れてしまうような場所
・屋外や水にぬれる可能性のある場所
・空調などの風が良く当たる場所
これらの場所を避けることで、不要なノイズを排除し、発見されるリスクを最小限に抑えることができます。
設置期間とタイミング
必要以上に長期間設置していると、ボイスレコーダーが見つかるリスクが高まります。
設置期間と設置タイミングの検討
・ボイスレコーダーの保存容量と電池容量
・別居の場合、回収できそうな日
・同居の場合、自分が不在予定の日時
・パートナーの予定
これらを考慮に入れて、設置のタイミングと期間を考えましょう。
こんな作戦もあり:
同居の場合、自分が不在となる日程をあらかじめパートナーに伝えることで、パートナーが浮気相手を家に招く可能性を意図的に高めることができます。そして、その日を狙ってボイスレコーダーを設置することで、浮気の証拠を得るという作戦もおすすめです。
おすすめ設置場所①ベットの裏や側面
ベッドに設置した場合、性行為中の音声が録音できる可能性があり、その音声が得られれば揺るぎない浮気の証拠となるでしょう。
上記の写真はベッドの裏に実際にボイスレコーダーを設置した写真です。養生テープで固定しています。
ベッドの裏に入り込んで確認されない限り、見つかることは無いでしょう。
上記写真撮影状況でベッド上から声を発した物のサンプル音声を以下に添付します。
このように、ある程度の声量があれば、ハッキリと録音できることが分かります。
おすすめ設置場所②車の助手席のシート裏
パートナーが運転する車で浮気相手とデートをしている場合、または車内で浮気相手との電話を頻繁にしている場合、車内への設置が効果的です。
上記写真は、助手席のシートの裏にボイスレコーダーを設置した写真です。
助手席の座席の位置を調整する時に、手で触れてバレてしまう可能性があるので、できるだけ手で触れにくい場所への設置がおすすめです。
上記写真撮影状況で運転席から声を発した物のサンプル音声を以下に添付します。
このように、車内の音楽や、車種による気密性、エンジン音などの影響はあるものの、内容をある程度理解できる音声を録音することが可能です。
おすすめ設置場所③シーリングライトのカバーの中
部屋の中で目立たず、かつ効果的に音声を録音できる場所を探している場合、シーリングライトのカバーの中への設置がおすすめです。
シーリングライトの内側に設置すれば、見た目ではボイスレコーダーが設置されているとは分かりません。
テープがはがれボイスレコーダーがカバー部分に落下すると陰になってバレてしまうので、落ちてこないように確実な固定が重要です。
以下にシーリングライトのカバー内に設置したときの音声を貼っておきます。シーリングライトの下で声を出しています。
声も鮮明に聞こえ、会話内容もハッキリわかるので特にボイスレコーダーの設置場所がないときにおススメの設置場所となります。
おすすめ設置場所④よく電話する場所
家への連れ込みの形跡がなく、車も所有していない場合、パートナーがよく一人で電話をする場所にボイスレコーダーを設置するのがオススメです。
浮気相手との通話内容から、パートナーとの親密度が分かったり、次回のデートの日時を知ることができる可能性があるからです。
電話する場所の候補
パートナーの部屋や寝室
書斎
家の庭の喫煙スペース
ベランダ
などが考えられます。これらの場所にボイスレコーダーを設置すれば、浮気相手との電話の内容を録音できる可能性が高まります。
鞄の中への設置の注意点
一緒に住んでいない場合や、自宅外で不貞行為が疑われる場合、普段持ち歩いている鞄にボイスレコーダーを忍ばせる方法もあります。
この方法は、他の設置場所と比較して見つかるリスクが高いため注意が必要です。
得られる音声の品質も鞄の種類や鞄を置く場所によって大きく左右されます。そのため、他の浮気調査の方法と比較して、それでもメリットがあると感じる場合のみ使用をおすすめします。
以下はリュックサックの中に設置したときの音声です。6畳の部屋の隅に置き、その部屋の中で一番遠いところから声を出しています。
このように通気性の良いリュックでも、声がこもって聞こえるので鞄の種類によってはさらに品質は悪くなるでしょう。
浮気調査に使用できる!タイプ別おすすめボイスレコーダー
浮気調査に適したボイスレコーダーは、小さなサイズで長時間録音が可能な物、そして高性能なマイクを備えた物が理想的です。
ここでは、浮気調査に使用するボイスレコーダーに求められる機能とおすすめの機種について詳しく解説します。
・ボイスレコーダーを使った浮気調査に必要な機能はVOR機能
・小型タイプ:QZT超小型ボイスレコーダー
・スピーカー内蔵タイプ:ソニーICD-PX470F B
これらについて、解説していきます。
ボイスレコーダーを使った浮気調査に必要な機能はVOR機能
ボイスレコーダーを使った浮気調査に必要な機能はいくつかありますが、特に重要な機能はVOR機能です。
VOR機能とは、無音状態では録音を開始せず、声や物音がしたときにだけ録音を開始する機能です。
浮気調査では、浮気相手との会話をピンポイントなタイミングで録音することは難しいため、長い期間設置することが多くなります。
VOR機能を持つボイスレコーダーなら、無音時には録音が開始されないので、無駄な電池消費を防ぎ、より長い期間の設置が可能となり便利です。
それ以外にあると便利な機能や性能
小型サイズ:浮気調査ではボイスレコーダーを目立たない場所に隠すことが多いので、小型で軽量なボイスレコーダーが良いでしょう。ただし小型のタイプは電池容量が少ないことがデメリットとなるので、調査に合わせて電池容量も確認するようにしましょう。
長時間録音:浮気の証拠をつかむためには、数時間から数日にわたって連続的に録音できるモデルが必要です。
ノイズカット機能:周囲の雑音を低減し、対象の音声を鮮明に録音できるノイズカットやノイズキャンセリング機能があると高品質な録音データが得られます。
小型タイプ:QZT超小型ボイスレコーダー
主な機能一覧
- ワンタッチで録音&保存
- VOR機能
- OTG携帯対応
- 長時間録音が可能
- 優れた高音質ICレコーダー
- 録音ファイル管理
- 録音ファイル分割
このボイスレコーダーは私が愛用しているボイスレコーダーで、サンプル音源もこの機材で録音しています。
おすすめポイント
小さなサイズ、VOR機能搭載、長時間録音と浮気調査に必要な物は全てそろっているボイスレコーダーです。
電池持ちはVORを使用して3日程です。
マイナスポイント
設定や録音データの確認にアンドロイドスマホかPCが必要な点です。付属のイヤホンで再生は可能ですが、本体に操作用のボタンがないため、イヤホンメインでの使用は不可能でしょう。
スピーカー内蔵タイプ:ソニーICD-PX470F B
この製品は安心のソニー製で、本体スピーカーと液晶画面が内蔵されていることが特徴です。
パソコン操作が苦手な方にはこちらのボイスレコーダーがオススメです。
主な機能
- フォーカス録音機能
- クリアボイス機能
- シーンセレクト機能
- 再生速度調節機能
- トラックマーク機能
おすすめポイント
液晶画面とスピーカー内蔵でPCが無くても設定や再生が可能です。クリアボイス機能によりノイズが低減された録音が可能です。
この製品は、乾電池を使用するのもポイントで、電池を入れればすぐに録音できることもメリットとなります。
連続で40時間以上録音できるのでVORを使用すれば、さらに長期間設置できます。
マイナスポイント
サイズがやや大きく【最大外形寸法(幅×高さ×奥行き約)38.3mm×114.1mm×19.3mm】設置場所にある程度余裕がある方が良いでしょう。
ボイスレコーダーで得られる証拠の使い方と注意点
ここでは、ボイスレコーダーで浮気調査をし、結果として浮気の証拠となる音声が録音できた場合について、その後どのように行動するかの解説をしています。
証拠の使い方
・話し合いに使う
・探偵に依頼する前調査として使う
・証拠を法的に使用する
録音できた音声は客観的に聞いてみて、明らかに浮気をしていると言い切れる内容なのかをよく確認しましょう。
得られた証拠について注意についても解説しています。
話し合いに使う
話し合いには、【浮気相手と思われる相手との会話(電話での会話を含む)】や【性行為をしていると思われる音声】などの録音データとボイスレコーダーを設置した場所と日時と共に浮気の証拠として提示しましょう。
話し合いでは、浮気の事実がある場合、パートナーが浮気を認めることが重要となります。
最初から浮気を認め、真剣に話し合おうとするパートナーは少ないので、できれば複数回の浮気の証拠となる録音データを用意したり、他の調査での証拠も併せて提示できるようにしておくと良いでしょう。
パートナーが感情的になった時に暴力を振るうことが予想される場合は、自宅での話し合いを避け、信頼出来る友人や親に立ち会ってもらうなど、密室に二人だけにならないような対応も必要です。
探偵に依頼する前調査として使う
浮気の決定的な音声や慰謝料請求で使えるような具体的な内容が録音できなかった場合でも、それらの音声は探偵への依頼前の調査として有効となることがあります。
微細な情報であっても、それがプロの探偵の手にかかれば、重要な発見に繋がることもあるので、あなたが行った調査が無駄になることはありません。
また、探偵に依頼する際に調査範囲を特定して指定できれば、依頼費用を抑えることも可能です。
証拠を法的手段に使用する
得られた音声のみで、法的手段に使用することは困難です。音声データが不貞行為(性的行為)を明確に示していない場合、それが不貞行為の証明として受け入れられない可能性が高いからです。
さらに、性的行為を行っている音声が録音できたとしても、その音声が録音された場所や浮気相手などの状況の証明が困難であるため、法的に認められない可能性もあります。
法的利用を検討している場合は、弁護士や行政書士などの専門家に相談することをオススメします。
最低でも いつ どこで 誰と が明確になる証拠でないと法的には使えません。
ここでは、法的手段で認められやすい、ボイスレコーダーの使いかたを紹介します。
性行為中の音声+部屋に二人で出入りしている写真
自宅で性行為が行われていると分かる音声と、同時期に自宅に二人が出入りしている写真があれば、これらは第三者が見ても説得力のある証拠となるでしょう。
性行為中の音声+動画
二人の出入りの瞬間の写真を取ることが困難な場合、動画を撮影することをおすすめします。
玄関や室内の特定の位置に小型カメラを設置し、浮気相手とパートナーが一緒にいる瞬間を録画します。その録画とボイスレコーダーで得られた音声データを組み合わせることで、法的手段で使用できる強力な証拠となります。
Q:性行為中の動画だけでいいのでは?
A:小型カメラは画質が悪く、薄暗い中での撮影は困難なため、浮気の証拠として使えないことが多いのであまりおすすめしていません。
浮気を自白している音声
パートナーが浮気を自白しているところをボイスレコーダーで録音すれば、法的手段で使用できる証拠となります。話し合いの際に、許可を得られるならば録音すると良いでしょう。
ボイスレコーダーで得た証拠の注意点
得られた証拠について、以下のような注意が必要です。
証拠の注意点
・浮気とは関係ない音声なども消さない
・音声データはコピーを取っておく
・証拠の保管場所は秘密にしておく
・音声データの設置場所と日時は記録しておく
・証拠の公開は行わない
これらを注意することで、音声データの紛失やパートナーにバレた場合にも消されるリスクを避ける事ができます。
浮気とは関係ない音声を消さない理由として、証拠の信憑性が高くなる可能性があるからです。例えばテレビの音やインターホンの音など録音時の日時の証明や状況の証明になる場合があります。
また、音声データを得られた状況や日時を記録しておくことで、話し合いの際などに証拠を提示する際により信憑性のある証拠となります。
SNSや周囲の友人、パートナーの職場、ネットの掲示板などで、調査で得た情報が第三者に知られるような行為は絶対に行わないようにしてください。もし行った場合、名誉毀損やプライバシーの侵害など法的トラブルに繋がる可能性があります。
こんな時はどうする?ボイスレコーダーを使った浮気調査でよくあるQ&A
ここでは、浮気調査でボイスレコーダーを使った時によく聞かれる質問をまとめて解説しています。
よくある質問
・浮気を証明する音声が録音できません。
・ボイスレコーダーを設置したことがバレしまった。
これらについて、どのようにすればよいのかを解説していきます。
浮気を証明する音声が録音できません。
ボイスレコーダーを設置して、録音データを調べてみても浮気の確信が得られない場合、まずは設置期間の延長、レコーダーの設置場所を見直すことを検討してみてください
それでも、証拠が得られない場合は以下のような事情が考えられます。
・ボイスレコーダーの感度が悪い
・浮気相手との連絡手段で電話を使っていない
・部屋へは招いていない
・調査されていることに感づいている
長期間にわたっての設置はバレるリスクが高いので、他の調査方法も検討してみましょう。
ボイスレコーダーでの浮気調査は、素人でも比較的簡単に浮気の証拠を得られますが、浮気している場所や浮気相手との連絡方法によって調査方法として適さないことがあります。
ボイスレコーダーを設置したことがバレしまった。
設置したボイスレコーダーが相手に見つかってしまった場合、一番大切なのは誠実な対応です。嘘をつかずに、浮気の疑念があったためにボイスレコーダーを設置したと認めましょう。
嘘をついてしまうと、相手が警察に相談する可能性もあり、問題が二人だけの間で解決できなくなる恐れがあります。
その後に、引き続き浮気の調査を続行させることも困難です。プロの探偵に依頼することを検討しましょう。
元探偵の行政書士からのアドバイス
一緒に住んでいるならば、ボイスレコーダーでの浮気調査は自分で出来る調査の中で一番成果が得やすい調査と言っても過言ではありません。浮気の状況がそのまま録音できてしまう可能性があるからです。
一方、盗み聞きをしているという罪悪感や自分のいないところで自分のことを悪く言われているかもしれないと不安な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
ここで大切なのは、調査を行う理由があなたの不安を解消するためであるということを忘れないことです。浮気の疑いがあるとき、多くの人が不安や疑念に悩まされます。調査により情報を得ることで、あなた自身の心の安定やパートナーとの関係改善に繋がっていくと考えるようにしましょう。
また、証拠を得た後の行動は慎重になるべきです。浮気が確認できた場合、怒りや落胆の感情に駆られるかもしれませんが、そのまま感情的に行動するとさらなる問題を引き起こす可能性があります。確定的な証拠を得たら、専門家(行政書士や弁護士など)と相談することをおすすめします。
最後にボイスレコーダーに頼らずとも、パートナーとのコミュニケーションを改善することで問題が解決することもあります。疑いのある行動について直接パートナーに尋ねる勇気を持つことも、時には最善の解決策となることもあります。
ボイスレコーダーを使用することは一つの選択肢ですが、それが全てではありません。自身の状況や心情、パートナーとの関係を総合的に考え、最適な行動を選ぶことが最も重要です。
ボイスレコーダーを使って浮気調査をする方法のまとめ
この記事では、自分でボイスレコーダーを設置し、浮気の状況を音声として録音するために必要な情報をひとまとめにして解説しました。
この調査のメリットは、特別な技術や知識が必要なく、浮気の決定的な証拠を得られる可能性があることです。
デメリットは、隠す場所の選定が必要であること、ボイスレコーダーを準備する(購入など)必要があることです。
設置場所として、部屋の中、車の中、持ち物の中があり、特にベッド付近への設置が性行為中の音声の録音が望めるのでおすすめとなります。
ボイスレコーダーで得られた証拠の使いかたとして、パートナーとの話し合い、探偵に依頼する事前調査、法的手段での使用があり、どの場合でも得られた音声が客観的に聞いて浮気をしていることが分かる音声なのかという事が重要となります。
また、法的手段で使用するには、音声データと録音した状況が分かる証拠(二人が部屋に入る時の写真や動画など)が必要となることがあります。
住まいが別のパートナーを調査する場合、法的リスクが増してしまうので、他の調査方法を含め十分な検討が必要となります。
最後に、ボイスレコーダーを設置して調査したものの、思うような結果が得られない場合は、まず設置場所や設定を見直して見ましょう。それでも浮気の証拠を得られない時は、他の調査方法の検討、探偵への依頼を検討しましょう。
中村です